今年中にプラグインハイブリッドのGLC350eも
3月23日、ダイムラーはニューヨーク国際オートショーにて新型車「メルセデス・ベンツGLCクーペ」を発表した。GLCはセダンでいうところのCクラスに相当するSUVで、このニューモデルはGLCにクーペ風のルーフラインを組み合わせたクロスオーバーSUVという位置づけになる。
リアエンドは現行Sクラス・クーペ以降のクーペモデルと共通するデザインでまとめられており、ボディサイズは純SUVのGLC欧州仕様車と比べ、全長が4.73mと8cmほど長く、全高は1.6mで4cmほど低い。また、公開された写真を見る限りではリアのモデル名エンブレムが装着されていないようだが、これがスタンダードになるのかどうかは不明だ。
インテリアデザインや高さを除く居住スペースの寸法はGLCと同じだが、そのためなのか荷室容量はやや狭く、通常時491/最大1205リットルとなっている。これは通常時550/最大1600リットルのGLCはもちろんのこと、最大のライバルとなるであろうBMW X4の通常時500/最大1400リットルよりも少ない。もっとも、この手のモデルを希望する人にとってはほとんど減点要素にはならないはずで、むしろGLCと同じレッグルームを確保した後席の方が重要だろう。
今秋に発売になるという初期ラインナップに搭載されるエンジンはGLCと共通で、ディーゼルが170ps(125kW)と204ps(150kW)の2.2リッターターボ、ガソリンが211ps(155kW)の2.0リッターターボの3機種。モデル名はそれぞれGLC 220d/250d/250だ。さらに年末までに、ハイブリッドで320ps(235kW)のGLC350eクーペや、367ps(270kW)のメルセデスAMG GLC43クーペも追加する予定とのこと。トランスミッションはGLC350eクーペのみ7Gトロニック・プラス、ほかのモデルは9Gトロニックで、全車が4輪駆動の4MATICとなる。
サスペンションは通常のコイルスプリングタイプが標準。オプションで減衰力可変ダンパーと組み合わせた「ダイナミックボディコントロール」と、可変式エアサスペンションの「エアボディコントロール」の2仕様が用意されており、こちらでは“ECO”、“COMFORT”、“SPORT”、“SPORT+”、そして個別設定の“INDIVIDUAL”の5つの走行モードを選択できるようになる。
発売は前述のとおり、基本の3モデルが今年の秋頃、ハイブリッドとAMGモデルが年内を予定。価格や日本での発売時期はまだ明らかにされていない。
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