【ジュネーブショー2016】マセラティ初のSUV、レバンテがついに正式公開!

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欧州ではこの春にも発売。その他地域は今年後半以降

 2月19日、マセラティは新型車 「 レバンテ」を3月のジュネーブ・モーターショーでアンヴェールすると発表するとともに外観写真を公開した。レバンテは100年以上の歴史を誇るマセラティにとって初のSUVモデルとなる。

 そのフロントマスクは、逆台形のフロントグリルやその下のエアインテーク形状にギブリとの共通性が見られるが、内側部分の上下幅を狭めたヘッドライトは新形状だ。マセラティが「二要素のヘッドライト」と表現しているうちの一方にあたる丸形のライトがSUVらしさを醸し出しているといえるだろう。ボディサイドにはフロントフェンダーにマセラティの象徴ともいえる3連エアベントが配置されており、リアフェンダーのダイナミックな造形や「Saetta」(イタリア語で「光」「稲妻」の意味)のロゴが入った台形Cピラーもまた、いかにもマセラティらしい。

 走りに関しては、切り替え式の電子制御エアサスペンションや「Q4」全輪駆動システム、専用にセッティングされた8速ATが与えられ、マセラティならではのオンロード性能はそのままに、非常にグリップの低い路面でのハンドリングやオフロードでの動力性能および乗り心地を高いレベルで組み合わせたとのこと。エンジンはガソリンとディーゼルの両方が用意される。

 製造はトリノのミラフィオーリ工場で行なわれ、1号車はすでにラインオフしているそうだ。欧州ではこの春にも発売となり、追って今年後半には他地区にも供給される予定となっている。

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