高い? 安い? 注目の価格は385万円から
2月22日、プジョー・シトロエン・ジャポンはプジョー308シリーズに新たなラインナップとして「308 GTi by PEUGEOT SPORT(バイ プジョー スポール)」を追加し、同日発売すると発表した。250psと270psの2タイプが用意され、価格はそれぞれ385万円と436万円。
このニューカマーはその名の通りプジョーのモータースポーツ部門であるプジョー スポールが手掛けたホットモデルで、高い運動性能とスポーティな内外装が特徴。1.6リッター直4ターボのガソリンエンジンに6速MTを組み合わせ、左ハンドルのみが設定される。
スペックは前述の通り2タイプで、250psのほうが「308 GTi 250 by PEUGEOT SPORT」、270psのほうが「308 GTi 270 by PEUGEOT SPORT」とネーミングされている。最大トルクはともに330Nmだ。出力向上は、ツインスクロールターボや耐高熱スチールエキゾーストマニホールドによって常にユニットを高温状態に保ち、新インタークーラーと合わせて吸気効率を最大限に高めることで達成。また、シリンダーブロックには熱処理を施し、ピストンヘッドをF1に採用されている鍛造アルミ素材の新型にすることで耐久性を高めた。
シャシーではサスペンションを専用セッティングとし、最終減速比をローギアード化してトルセンLSDを装着。さらにフロントブレーキに大径ディスクと4ピストンキャリパーを採用、動力性能向上に対応した。電子制御の姿勢安定デバイスであるESCも専用プログラムだ。センターコンソール上のスイッチにより、アクセルレスポンスが高まりパワーステアリングの手応えがダイレクトになるスポーツモードへと切り替わる、標準車ではオプションの「ドライバースポーツパック」も標準装備されている。
その他の装備としては、外観ではPEUGEOTレッドロゴ&ライオンエンブレム付き専用フロントグリル、19インチ(270)/18インチ(250)専用アルミホイール、フロント&サイドスカート、リアアンダーガーニッシュ、デュアルエキゾーストエンド、フロントフェンダーおよびテールゲートのGTiバッジなどを装着。内装ではPEUGEOT SPORTフロント・バケットシート(270)/スポーツシート(250)、革巻き小径スポーツステアリング、テップレザーダッシュボード、インストゥルメントパネルなどにレッドステッチを施し、9スピーカーHi-Fiオーディオ(サブウーファーとデジタルアンプ付き)、アルミペダル&シフトノブ、ステップガードなども備えている。
ボディカラーのバリエーションは、パール・ホワイト/アルティメット・レッド/ペルラ・ネラ・ブラック/マグネティック・ブルー/ハリケーン・グレー/クープ・フランシュの全6色。最後のクープ・フランシュは車両前半がレッド、後半がブラックに塗り分けられたアグレッシブな2トーンカラーで、270専用のオプションとなっている。
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