2020年10月は前年同期比プラスに復活した輸入車販売台数（外国メーカー車）だが、11月は3.6%減の2万2909台と再びマイナスへ後退してしまう。ブランド別では首位メルセデス・ベンツが6.8%減と元気なく、2位BMWは2.3%増と健闘したものの3位フォルクスワーゲンは33.6%の大幅減と明暗が分かれる形となる。輸入車

2020年11月の国内新車販売台数（軽自動車除く）は前年同期比6.0%増の25万3069台と2020年10月に続いてプラスを維持。消費税増税で落ち込んだ前年同月に対する反動もあるが、台数は2017年11月と大きく変わらないレベルまで復活している。車名別ランキングではトヨタ・ヤリスシリーズが1万9921台とダントツで、2

ドイツ連邦運輸局（KBA）によると2020年11月のドイツ国内の新車販売台数（乗用車）は前年同期比3.0%減の29万190台と2カ月連続の前年割れとなる。ブランド別では首位フォルクスワーゲンが18.4%減の5万1087台と大幅減から抜け出せず、2位メルセデス・ベンツが0.5%増の3万2869台と上位ブランドが低調気味で

トヨタのモータースポーツ部門GAZOORacingが競技用車両の個人間売買を支援する「TGRTRADE」の試験運用を開始する。個人間売買サイトを手がけるAncarとの提携により、スマホやパソコンで情報収集や情報交換、出品や買い取りができるサイトを立ち上げ、希望すればGRガレージでの納車・点検も可能。競技車の流通を活発化

東名高速道路下り線の上郷サービスエリアにラウンジスペースを備えた24時間営業の簡易宿泊施設「ファーストラウンジ上郷」がオープン。空港ラウンジのような広いスペースと宿泊室を組み合わせたもので、大人一泊3000円～と従来の高速SAの宿泊施設より安く泊まれる。シャワーはコインシャワーでコインランドリーも併設。30分500円で

米ウーバー・テクノロジーズが自動運転部門の「アドバンスド・テクノロジー・グループ（ATG）」をスタートアップ企業のオーロラ・イノベーションへ売却すると発表。株式上場後は業績不振が続いているウーバーだが、今後は配車サービスと料理の配達などに集中して業績回復を図る一方、オーロラ社の株26％を取得して自動運転に関する戦略的関

水素社会の実現に向けて企業88社が参画する「水素バリューチェーン推進協議会（JH2A）」が発足。水素の需要創出、技術革新によるコスト削減、事業者への資金供給などを柱にトヨタ自動車や岩谷産業、ENEOS、三井住友ファイナンシャグループ、三菱商事など各分野の名だたる企業が会員に名を連ねている。当面は任意団体だが将来は一般社

国土交通省などが進める車検証の電子化が具体化しつつある。2020年12月には「電子車検証」の仕様がほぼ決まり、はがきに近いA6サイズ（105mm×148mm）の台紙に現行の車検証に書かれた内容を表記し、余白にデータを記憶させたICタグを貼る形となる。電子化によって車検ごとに紙の車検証を受け取る手間がなくなり、省力化とコ

レンタカー大手のニッポンレンタカーが全国の営業所に空気除菌効果のある低濃度オゾン発生装置「エアネスII」を設置する。多くの人が出入りするレンタカー営業所では車両の消毒や従業員の感染防止だけでなく、営業所の空間でのウイスル除去も必要と考えて設置を進めていく考えだ。エアネスIIは医療機関でも利用されており、ウイルス不活性化

毎年、新年早々に開催されていた自動車工業団体の賀詞交歓会が新型コロナウイルス感染の拡がりにより中止されることになった。日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会のトップが一堂に会する場には多くの政治家も顔を出していたが、報道陣を含め多くの人が訪れるだけに「密」を避けるために中

現時点で70～75％の排出量削減を実現。VWグループでの脱炭素をリードグリーンNCAPではA4の天然ガス仕様g-tronがやや厳しい結果を突きつけられてしまったアウディだが、一方の電動化にともなう車両ライフサイクル全体のCO2削減においては他のメーカーをリードしている。ガソリン車やディーゼル車では、ライフサイクルにおけ…

2台のピュアEVが5つ星を獲得。クリーンディーゼル車も星2.5を獲得2019年2月に初の評価結果を公表した「グリーンNCAP」が1年9カ月ぶりに最新の評価結果を公表した。その名からも分かる通り、グリーンNCAPは新型車の環境性能をジャッジして星の数でランク付けするもので、欧州の厳しいCO2排出規制にこたえる形で始められ…