VWはすべてのセグメントにEVをラインナップ。BMWは300億ユーロを投資新型コロナウイルス蔓延による世界的な販売台数減に見舞われている今、自動車メーカーの電動化戦略、次世代パワートレイン戦略が岐路を迎えている。業績悪化が避けられないなかで既存パワートレインに頼って開発費を節約するのか、あるいはこれを機に次世代化を大き…

バッテリーやボディを共同開発し、ホンダブランドのEVを北米で2023年に発売燃料電池車の開発やモビリティサービス車両開発で提携してきた米ゼネラルモーターズ（GM）とホンダが、電気自動車（EV）の市販車開発でも提携。GMが3月に発表した次世代EVプラットフォームをホンダへ供給し、ホンダはそのプラットフォームを活用して自社…

国内ビッグネーム2社のコラボが意味するものは!?NTTはゼンリンにも出資国内企業の2大ビッグネームであるトヨタ自動車とNTT（日本電信電話会社）が資本提携を発表。2000億円の相互出資によりトヨタがNTT株の2.07％、NTTはトヨタ株0.90％を取得し、トヨタが進めるコネクティッド・シティ構想の実現を目指していく考え…

欧州における物流を変革。CO2削減の方向性を強める電動化などCO2排出削減に積極的な姿勢を見せるボルボ・カーズが、新車の輸送を鉄道主体にシフト。現在、多くの自動車メーカーは生産・組み立て工場から車両保管場所までの輸送にトラックを使っているが、ボルボは鉄道に切り換えることでCO2を削減。今回、ベルギーのヘント工場からイタ…

TRIが米国に新組織を設立。幅広いビジネスに活用できるソリューションを開発さまざまな事象に関して人口知能（AI）をツールに最先端の研究を手がけるトヨタ・リサーチ・インスティテュート（TRI＝トヨタ総合研究所）が新たな研究をスタートさせる。北米に拠点を置くTRIは、トヨタにおいて「次のステップは何か」を探る役割を任されて…

ドライバーの体格に合わせたシート製作も可能。911およびボクスターなどに設定3Dプリンターの進化は目ざましく、今や人口骨の製作や人口呼吸器の製作も可能となっている。工業部品の分野では、すでに作れないものはない、といえるまでになりつつあるが、ポルシェAGがその3Dプリンターでシートの一部を製作。早ければ今年5月から911…

2020年3月の国内新車販売台数（軽自動車除く）は前年同期比10.2%減の37万4995台と3カ月連続の2ケタ減となる。3月単月で40万台を割ったのは東日本大震災後の2011年以来のこと。モデル別ではトヨタ・カローラが首位でホンダ・フィット、トヨタ・ヤリス、トヨタ・ライズが続く。2019年度（2019年4月〜2020年

2020年3月の輸入車販売台数（外国メーカー車）は新型コロナウイルスの影響もあり前年同期比13.1%減の3万1888台とマイナス幅が拡がり、これで前年割れは6カ月連続。乗用車ブランド別ではメルセデス・ベンツが6922台で首位を保ったものの前年比はマイナス、以下2位フォルクスワーゲン、3位BMW、4位アウディ、5位ミニ、

ユーロNCAPがフォルクスワーゲン（VW）の先進安全機能「ローカルハザードウォーニング」に新たな特別賞「アドバンスト賞」を授与。8代目ゴルフに搭載されるこのシステムは路車間および車車間通信により危険を知らせるもので、欧州仕様のゴルフに標準搭載される。最量販車種にこうした先進システムを搭載したことをユーロNCAPは高く評

3月のドイツ国内の新車販売台数（乗用車）は前年同期比37.7%減の21万5119台となり、ドイツ自動車工業会（VDA）によると単月では東西ドイツ統一後で最大の下げ幅だという。新型コロナウイルス蔓延の影響が大きく、ブランド別では首位フォルクスワーゲンが35.1%減の4万643台、2位メルセデス・ベンツ28.2%減、3位B

BMW日本法人の代表を務めた後にBMW本社に戻り、その後日産インフィニティ部門の代表などを歴任してきたローランド・クルーガー氏が掃除機で有名なダイソンの経営最高責任者（CEO）に就任する。同氏はダイソンが進めていた電気自動車事業の担当として2019年4月に入社。同年10月には事業からの撤退を発表したが、その総合的な手腕

国土交通省と経済産業省が乗用車の新たな燃費基準を策定。新たな「2030年度燃費基準」は車両重量200kgごとの区分方式が継続され、たとえば車両重量1000kgなら27.3km/L、1600kgなら23.8km/L、2200kgなら16.8km/L（いずれもWLTCモード値）といったところ。平均値は25.4km/Lとなり