GLEクラスでは初の3列7人乗りが選択可能
9月12日、ダイムラーは10月4日に開幕するパリ・モーターショーでフルモデルチェンジを受けた新型「メルセデス・ベンツGLE」の初公開に先駆け写真や動画、車両概要を公開した。
新型GLEは、1997年にMクラスとして誕生以来、初めて3列シート仕様が選べるようになった。ホイールベースは従来型より80mm長い2995mmとなり、2列目シートのレッグスペースは69mm拡大。40:20:40の分割可倒機構が備わり、両側のシートは個別に前後スライド(最大100mm)が可能になった。
2列目および3列目シートは、それぞれお左右個別に電動で折りたたむことが可能。ラゲッジルームに備わるボタンで簡単に操作でき、荷物のサイズに合わせて容量を広げられる。荷室容量は3列目シート折りたたみ時で825L確保でき、さらに2列目シートまでを折りたためば2055Lに広げられる。
まず発表されるのは「GLE 450 4マチック」。このグレードに搭載するパワーユニットは、現行SクラスやEクラスにも採用済みとなる367ps/500Nmを発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンと48Vシステムの組み合わせだ。9速ATの9Gトロニックとのコンビネーションにより、パワフルなパフォーマンスと効率性が追求、最高燃費は12.0km/L(欧州仕様参考値)を誇る。パワートレインは今後、ディーゼルやプラグインハイブリッドなどを含めて、他のエンジン仕様も追加設定される見通しだ。
4輪駆動の「4マティック」は、前後駆動力配分50:50が基本で走行状況などに応じて0〜100%の範囲で配分が変更可能だ。アクティブサスペンションシステム「E-アクティブ・ボディコントロール」の採用も新型GLEの特徴。新開発されたエアサスペンションは48Vシステムを介してネットワーク化。これにより、スプリングとダンピングレートを4輪それぞれ個別に制御することができ、ボディのロールや沈み込みを抑制できるほか、悪路での高い走破性にも貢献する。
外観デザインは、GLEらしいイメージを受け継ぎながら、エアロダイナミクス性能を追求。空気抵抗係数(Cd値)は従来型の0.32を大きく上回る0.29を実現。燃費性能向上に貢献する。
そのほか、運転支援機能やインフォテイメントシステムは、最新世代も技術が惜しみなく導入されている。
新型GLEは米国アラバマ州のタスカルーサ工場で生産され、2019年初頭にアメリカとヨーロッパで、2019年春には中国で販売が開始される予定だ。
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