ダイハツは、DN(ダイハツ・ニューネス)をキーワードに、往年の名車のコンセプトを現代の技術で具現化したモデルを披露した。
イタリアンデザインで一時代を風靡した「コンパーノ」の現代版、働く軽自動車の代表にもなったオート3輪のイメージを現代の技術で活かした商用EVの「プロカーゴ」、コンパクト3列ミニバンの「マルチシックス」、アクティブ小型SUVの「トレック」、タントの後継モデルと噂される「ユースペース」などがお披露目となった。
ダイハツのユーザーが多いインドネシアやマレーシアの市場では、小型車のマルチパーパス的な使い方の要望が多いのだとか。マルチシックスやトレックは、そうした声を受けて具体化されたものだ。
DN-COMPAGNO
DN-COMPAGNO(コンパーノ)は、往年の名車、コンパーノのスタイリッシュなデザイン思想を継承したコンパクト4ドアクーペだ。パワートレインには1リッターターボと1.2リッターハイブリッドの搭載が可能と公表され、ディメンジョンは日本の5ナンバー枠に収められている。日本の市場では、上質でスタイリッシュ、そして適度なサイズの小型車を求める声が増えるはず。ユーザーの反応が気になる一台だ。
DN-MULTISIX
インドネシアのモーターショーで初お目見えとなったDN-MULTISIX(マルチシックス)。上質さと使い勝手を両立させ、コンパクトなボディに3列シートを持つというコンセプトで作り上げられている。インドネシア市場には、商用車ベースの3列シートを持ったモデルがすでに発売されているが、よりプレミアム感を強調したミニバンモデルに仕上げられているのが最大の特徴。
DN-PROCARGO
商用EVに最新のアイデアを満載したのがDN-PROCARGO(プロカーゴ)だ。室内高は1600mmもあり、ピラーレスで巨大な開口部を実現。EVの利点を活かした低床も特徴の一つで、車内のアレンジはかなりの自由度を持つ。バックゲートも大開口だが、電動スロープ仕様も存在するので、ケアの用途にも便利か。愛らしいルックスも人気になりそう。
DN-U-SPACE
N-U-SPACE(ユースペース)は、タントの後継を担うモデルではないかと噂されているモデルだ。初代タントに似たデザインと、使いやすさを追求した様々なアイデアが満載され、魅力溢れるモデルになっている。最大の特徴は、Bピラーレスで前後ともスライドドアになっていること。フロントドア側はリンクを使った構造だが、この部分だけでも実用化を望みたい。
DN-TREC
日常と趣味を両立するスタイリッシュなSUV。それがDN-TREC(トレック)の開発コンセプトだ。3980㎜の全長と1695mmの全幅で、5ナンバー枠を意識したコンパクトなサイズながら、SUVらしい機能的でタフな印象も強い。室内などは上質さに拘った造りで、インテリアのデザインもスタイリッシュ。エクステリアと同様に赤をポイントとして配している。パワートレインは1.2リッターハイブリッドと1リッターターボの搭載が可能とか。適度なサイズのSUVを求める声が増えているので、市販化して欲しい一台だ。
■関連記事
- 次期「コペン」のコンセプトカーは大人気! その他歴代モデルの展示も! ダイハツブースフォトギャラリー【ジャパン モビリティ ショー2023】
- 使い勝手や機能性に、ダイハツがゼロから向き合った5台のコンセプトカーを出展。第1回「ジャパン モビリティ ショー2023」
TAG :
関連記事
一充電で航続距離200km! スズキ×ダイハツ×トヨタの商用軽バン電気自動車をG7で公開へ
EV
2023.05.17
ボクらのヤングタイマー列伝:第49回『歴代ダイハツ・シャレード・デ・トマソ』当時の若者を熱狂させた日伊コラボのホットハッチ!!
ボクらのヤングタイマー列伝
2023.03.25
ボクらのヤングタイマー列伝:第46回『グループB詰め合わせ』熱気と狂気の時代が生んだ過激なラリーカーたち
ボクらのヤングタイマー列伝
2023.03.04
ガソリン車も、CO2の削減に貢献できる! ダイハツ「高効率低コスト 新型 1.2L 3気筒エンジン」で日本機械学会賞(技術)を受賞
ニュース&トピックス
2023.03.02
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>