デザインはSUVらしい角張ったシルエットに進化
三菱自動車のコンパクトSUV、「RVR」の国内向け生産が4月をめどに生産終了と伝えられているが、後継モデルの開発に着手している可能性があることがわかると同時に、その市販型デザインを大予想した。
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初代RVRは1991年に誕生。1997年の第2世代を経て、2010年に現行型となる第3世代が登場、すでに14年が経過しているが、次期型の噂が立っては消えるという状況だ。
ルノー「キャプチャー」からOEM供給を受ける「ASX」第2世代が、RVR次期型として発売される可能性や、ASEAN戦略モデル「エクスフォース」が次期型として日本市場に導入される噂が立っているが、「ASX」はルノーのOEMであるため可能性が低く、エクスフォースも現段階で決定的情報がない。だが新たな情報として、専用デザインのEVとして復活が計画されている可能性があるという。
日産、三菱も出資している「アンペア」社は、EV専用プラットフォームとして「AmpRスモール(CMF-EV B後継)」と「AmpRミディアム(CMF-EV後継)」を開発、次期型は後者プラットフォームを採用するという。これに関してはルノーCEOルカ・デメオ氏も積極的に動いているという情報もある。
ボディサイズは、全長4,380mm、全幅1,810mm、全高1,650mm、ホイールベース2,670mmとRVR最終モデルより全長が15mm長く、全高が20mm高く、拡大されることが予想されるほか、最低地上高は220mmと悪路走行性も向上すると予想される。
後継モデルの予想デザインは、スタイリッシュ&スポーテイをコンセプトにSUVらしい角張ったシルエットに進化。サイドは張り出し感と豊かな面構成に、彫刻的な前後のフェンダーアーチを一体化される。フロントは先進のダイナミックシールドにクローズドグリルを合わせ、水平感を意識したデザインを採用、LEDデイタイムライトはそれに合わせたL型タイプが予想される。
RVR後継モデルのワールドプレミアは、順調にいけば2025年内となりそうだ。
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