メルセデス・ベンツ新型「Eクラス・クーペ」発進! より大きく、優雅になって新登場

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Eクラス・セダンベースでひと回り大きく

 

12月14日、メルセデス・ベンツは新型「メルセデス・ベンツEクラス・クーペ」を発表した。SクラスやCクラスのクーペと共通するイメージのスタイリングには、低排出ガスでパワフルなエンジンと可変ダンピングシステム付きのサスペンションを搭載し、ワイドスクリーンを採用したコクピット、最新の運転支援システム、部分的な自動運転のオプションを特徴としている。

 

スタイリング面では、低く構えたセントラルスターのスポーツグリル、パワードームを配した長いボンネット、後方に位置するキャビン、Bピラーを含めてフレームのないサイドウインドーグラフィックが見どころで、エレガントなクーペスタイルを提案。フラットなLEDテールライトにはセダン同様、結晶光学素子により“ジェットエンジンの輝き”をイメージさせるという「スターダストエフェクト」が取り入れられた。

 

インテリアでは、最新のメルセデス上級モデルに共通する、12.3インチ・ディスプレイを2面並べたワイドスクリーンコクピットを採用。緩やかに弧を描いてワイド感を強調するトリムパネルはセダンと同じだが、エアコン吹き出し口を特徴的な専用デザインとしている。また、後席ではレッグルームを74mm、ヘッドルームを15mm拡大することで、居住性が高められたようだ。

 

Mercedes-Benz E-Klasse Coupé ( C 238 ), 2016

 

発表時点で設定されたのは4グレードで、194ps(143kW)/400Nmを発生する2.0リッター直4ディーゼルのE 220 d、184ps(135kW)/300Nmの2.0リッター直4ガソリンターボのE 200、その高出力版にあたる245ps(180kW)/370NmのE 300、そして333ps(245kW)/480Nmを発生する3.0リッターV6ガソリンターボのE 400 4MATICというラインナップ。すべてのモデルに9速ATの9G-TRONICが標準装備される。

 

サスペンションではDIRECT CONTROLサスペンションが標準で、マルチチャンバーエアサスペンションのAIR BODY CONTROLをオプションで用意。いずれも減衰力特性可変機構付きだ。

 

 

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