新型ロゴを装着して颯爽と!
ステランティスジャパンは、シトロエンのMPVである「Berlingo(ベルランゴ)」および「Berlingo Long(ベルランゴ ロング)」の最新モデルを全国のシトロエン正規ディーラーにて発売した。メーカー希望小売価格は、ベルランゴが4,390,000円、ベルランゴ・ロングは4,570,000円(税込)となる(いずれも税込)。
ベルランゴは2020 年の日本導入以来、1万台以上を販売し、シトロエンの顔を担ってきたという。今回の新型ベルランゴは、日本で初めて新世代のブランドロゴを導入。また、新しいフロントフェイスを加え、各所に様々なブラッシュアップが施されている。
有明ガーデンで行われたメディア向けの発表会では、冒頭にステランティスジャパンの広報ダイレクターである南出留理氏が挨拶、その後シトロエンプロダクトマネージャーのディミトリ・オック氏が製品について、同ブランドマネージャーの中山 領氏がマーケティングに関するプレゼンテーションを行った。
今回の新型ベルランゴは国産車からの乗り換えユーザーをターゲットにプロモーションを展開するという。
次世代シトロエンデザインを物語るエクステリア
2022年のパリモーターショーで発表された「Oli concept(オリ・コンセプト)」の流れを汲む、次世代シトロエンデザインが随所に採用されている。
フロントにはシトロエン創業時のロゴをオマージュした新型ロゴをセンターに配し、中央から波紋のように広がるブラックのグリルが、3枚のパーツで構成されたフロントライトへとつながっている。サイドではドアに配したサイドエアバンプとカラーアクセントが、ドア周りの表情を引き締めているが、これは同時に車体の保護も担う。
ボディカラーは新色の「ブルー キアマ」および「グリーン シルカ」に、「ブラン イシ」を加えた3色展開(写真は上段が5人乗り、下段が7人乗り)。
モジュトップも引き続き採用・落ち着いたムードのインテリア
ブラックで統一されたダッシュボードに、グレー色のセンターコンソールやドアハンドルが組み合わされ、落ち着いた印象を狙いとしている。
中央のタッチスクリーンは従来の8インチから10インチにサイズアップ。インフォテイメントシステムも刷新され、オーナー自身で車両のソフトウェアアップデートが可能とのこと。CarPlay/Android Autoに対応したType-CのUSBコネクタが、快適なドライブをアシストするという。
メータークラスターは従来のアナログ式からデジタル式に変更。メーター内の表示をドライバーの好みに設定することも可能とのこと。ステアリングホイールは2本スポークに変更され、またステアリングの形状もわずかに楕円形とすることで、操作性の向上を図っている。さらにステアリングヒーターも装備。
5人乗りモデルでは、車内に解放感をもたらすというガラスルーフと、多機能ルーフストレージをひとつにした「Modutop(モジュトップ)」を、従来モデルに引き続き採用。20ヶ所以上の収納スペースが備わる。
7人乗りモデルでは、2列目シートを畳んだ際の最大ラゲッジ容量が2,693Lと、荷室容量を最大化。さらに助手席を畳めばサーフボードなどの長尺物が積載可能な、3,060mmのスペースとなる(5人乗りモデルは最大2,126L、2,700mm)。
5人乗り/7人乗りの両モデルともに装備されるリアオープニングガラスハッチによって、リアゲートを開けずとも荷物の出し入れが可能とのことだ。
運転支援機能も充実!
①アクティブクルーズコントロール性能の向上
ミリ波レーダーの追加によりアクティブクルーズコントロールの性能が向上、停止後3秒以内の再発進が可能に。
②レーンポジショニングアシスト追加
右寄りや左寄りなど、ドライバー任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストを追加。ロングドライブにおけるドライバーの負担軽減に。
③スイッチレイアウト変更
クルーズコントロール&スピードリミッターのスイッチを、従来のステアリングコラムからステアリング上に変更。より直感的な操作が可能に。
新型モデルを記念した特別仕様車が登場!
新型モデルの発売を記念し、「Berlingo MAX XTR Launch edition BlueHDi(ベルランゴ・マックス・エックスティーアール・ローンチエディション・ブルーエイチディーアイ)」を同時発売、メーカー希望小売価格は、4,572,500円(税込)。ボディカラーは「ブルー キアマ」。
その専用装備は以下の通り。
⚫︎アドバンスドコンフォートシート(フロント)
⚫︎17インチホイール
⚫︎フロント/リアスキッドプレート
⚫︎専用カラーダッシュボード
⚫︎専用エアバンプカラーアクセント
⚫︎XTRバッジ
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