パッカードは言わずと知れた高級車であるが、その本領は戦前に発揮しつくされた感が強く、1950年代までメーカー自体は存続したものの、昔の面影さらになしという状態であった。末期にはスチュードベーカーが吸収してその兄弟車となり、1958年型を最後に消滅した。このシリーズにパッカードを加えたエクスナーには、そうした惨状をパッカードとして認めたくない気持ちがあったのかもしれない。 この記事をシェアする 記事にもどる 写真:秦 正史、羽田 洋 TAG : 1/25スケールアメリカンカープラモプラモデルレンウォール ■関連記事 今も魅了される絶頂期の輝き!その横には、地獄が静かに忍び寄っていた…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第23回 炎の心臓を持つ美しき野獣!レースで大活躍した「1955年型クライスラーC300」のメビウスモデル製プラモ【モデルカーズ】 「ル・ボランCARSMEET」 公式SNSフォローして最新情報をゲット! Follow @carsmeet_web