新作に宿る、ボルボ専門チューナーの説得力「S7-R II(エスセブンアールツー)」【ホイールカタログ2023-2024冬】

ボルボだけに特化して己の技術力を注ぎ込んできたエアストから、新作ホイールが登場した。S7-Rに次ぐ7本スポークモデル「S7-R II」が、モダンボルボをエレガントにスポーティに彩る。

足もとをスポーティに彩り現行ボルボすべてに似合う

スカンジナビアンの知的でクリーンな世界観を引き立てながら、そこにスポーティな装いを同居させる。世界的に見ても稀有なボルボ専門チューナーとしてエアストは活動する。ボルボのほぼすべての車種を網羅し、ドレスアップだけではなく機能的なアップデートを同居させてきた。過去にはレース活動で己の技術を鍛えたこともある。発足から20年以上もの間、ボルボ自体の変革に寄り添い成長してきたのだ。歴とした日本のブランドながら、海外で支持される例も多いと聞く。そんなエアストから、先日、登場した新作ホイールが「S7-R II」である。もともとエアストにはSUV勢をターゲットとしたS7-Rがあった。力強くもエレガントな7本スポークと、重量級をものともしないフローフォージド製法による“強さ”が特徴だった。今作は7本スポークを継承しつつも、よりエッジィな意匠を盛り込んだ。深く落とし込んだ円形のセンターパートから直線的に伸びる7本のスポークが、いかにも力強さとたくましさを感じさせる。リムへと到達する際には安定感を持たせるかのように扇状に広がる。そこに設けられた三角形の凹部がアイキャッチとなって、足もとを個性的に彩ってくれる。サイズは19~21インチ。対象がSUVだけではなく、モダンボルボのほぼすべてを網羅する。それがセダンであれSUVであれ、そして近年増殖するBEV勢であっても、その性能と世界観をきっちりと受け止めてくれる。2種類が用意された色味や質感も、落ち着きをたたえていて、ボディカラーを問わずに似合いそうだ。
ボルボは、本拠であるスウェーデンのほか、アメリカ、上海に開発拠点を置く。しかしボルボの開発陣がこのホイールを知ったら、日本のエアストが4番目の拠点だと認めてくれるかもしれない。

■ERST・S7-R II(エアスト・エスセブンアールツー)
円形に窪むセンターパートから7本のスポークが直線的に伸びていく。天面はフラットながらサイドにはエッジが立っていて立体感が際立つ。各スポークとリムとの接合部は二手に分かれていって三角形を構築する。S7-RⅡは21インチのみフローフォージド製法を採用する。

◎サイズ/価格
19inch×8.0J/63,800~64,900円(税込)
20inch×8.5J/74,800~75,900円(税込)
21inch×8.5~9.0J/93,500~96,800円(税込)
◎カラー:ブラックライトスモーク/ポリッシュ、グロスブラック/リップポリッシュ
◎対応車種:ボルボ
■ERST・S7-R II(エアスト・エスセブンアールツー)

GRORAの新作ホイールがデビュー!

■ERST・GRORA GS115

◎サイズ/価格
19inch×8.5J/74,800~77,000円(税込)
20&21inch/Coming Soon
◎カラー:ブラックスモーク/ガンメタル

問い合わせ先=エアスト TEL072-800-2288 https://www.erst.ne.jp/jp/

リポート=中三川大地 ルボラン2023年12月号より転載

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