日本の雪道を、人びとの生活を、全方位的に“グリップ”「グリップマックス・SureGrip Pro ICE-X/GRIPMAX ICE-X/ICE-X SUV」【ウィンタータイヤカタログ 2023-2024】

日本の環境を見据えて開発されたラインナップ

世界中の道を見据えたグローバルブランドとしては、まずは命の危険がすぐ隣に迫るラフロードから。そうしてオフロードタイヤの展開をまず前面に訴えて始まったグリップマックスは、今では多種多様なタイヤを提示する。

特に日本で注目したいのはスタッドレスタイヤだ。アイスバーンや氷雪路が頻出するうえに刻一刻と路面状況が変わる日本の雪道を、念入りに調査して開発されたというICE-Xシリーズが高い走破性を持つと好評だ。今年になって、20、21インチにまでサイズ拡大した「シュアグリップ・プロICE-X」が発売された。もともとICE-Xでは14~19インチ、ICE-X SUVでは12~20インチと、日本に流通する車種を見越した豊富なサイズ設定だったが、さらにプレミアムカテゴリーへ向けての一手が放たれたという印象だ。ハイパワーかつ重量級のプレミアムSUV勢を難なく受け止めてきたことは、発端となったオフロードタイヤが証明している。

世界中の道や、そこで暮らす人々のニーズを満たすためにはオールシーズンタイヤも欠かせない。グリップマックスにはシュアグリップ・オールシーズンタイヤが存在する。それはドライ、ウェットから、万が一の積雪時まで、あらゆる気象条件で高い走破性能を持つ万能タイプだ。年に数回あるかないかという降雪に備える都会派ユーザーなら、この選択肢もありだ。過酷な積雪路や凍結路では推奨できないものの、冬場のカーライフにおける安心感は倍増する。これも今年からシュアグリップ・オールシーズン・ナノというニューモデルが追加された。

ウインタードライブといってもその実像は多種多様だ。ユーザーごと千差万別な要求をすべて満足しようと奮闘し新作を連発するグリップマックスには、雪を溶かすほどの勢いが漲っている。

SureGrip Pro ICE-X/プレミアムカー向けスタッドレス
2023年に発売された新作。製品の方向性はグリップマックスICE-Xに準じるが20~21インチにまで拡大してプレミアムカーを受け止める。

GRIPMAX ICE-X/日本の冬道に最適化
日本の冬季路面を見越して開発された。非対称トレッドパターンにジグザグ形状の溝、高密度サイプなどの技術が、氷上、雪上からドライ、ウェット路面まで全方位的に満足させる。

GRIPMAX ICE-X SUV/豊富なラインナップが魅力
ICE-XのSUV版。サイズが12~20インチにまで拡大し、多種多様なSUVを受け止める。ICE-Xを含めてオフ系ドレスアップに嬉しいホワイトレターも取り入れられる。

オールシーズンタイヤもラインナップ!「SureGrip ALL SEASON / SureGrip ALL SEASON NANO」

ドライ、ウェットではサマータイヤと同じ感覚で向き合いながら、積雪時でも走ることのできるオールシーズンタイヤは都心界隈で万が一の雪に備える人たちに重宝されるかもしれない。独特のV字形状を持つシュアグリップ・オールシーズン(ナノ)は、ドライ、ウェット路面で安心した乗り味を持ちながら、積雪路面でのグリップ力も発揮する。深い3Dサイプ構造、傾斜を持つトレッドブロックなど数多くの技術が内包される。

問い合わせ先=株式会社フジコーポレーション TEL0570-090-115 https://www.fujicorporation.com / グリップマックスジャパン http://www.gripmax-japan.com

 

リポート=中三川大地 ルボラン2023年12月号より転載

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