キャデラック、全車電動化の未来を実現するため、6週間で新たに4つのグローバル市場にEV事業を拡大!
キャデラックは、アイコニックなラグジュアリーブランドとして右ハンドルのEV「キャデラック リリック」をオーストラリアで発表した。全車電動化の未来を実現するため、世界的な事業展開を推進していく一歩だ。
グローバル・キャデラックのバイス・プレジデントであるジョン・ロス氏は、スイスとスウェーデンでの全車電動化に向けた新規事業の立ち上げに続き、オーストラリアとニュージーランドへのキャデラックのEVビジネス拡大を明らかにした。
「キャデラックは、強力な製品ポートフォリオにより、非常に好調なセールスを記録。そして世界規模で事業を展開しています。この右ハンドルの『リリック』の導入は、EVの普及が進んでいる重要な市場において、新たなビジネスチャンスとなることでしょう」とロス氏は語っている。
【写真5枚】キャデラックの未来に向けたスタンダードを定義するモデル「リリック」
2022年に発売され、数々の賞を受賞した「リリック」は、キャデラック初のEVモデル。GMの「アルティウム」プラットフォームをベースとする一台だ。「『リリック』は、キャデラックの未来に向けたスタンダードを定義するモデルです。芸術的に統合されたテクノロジー、プレミアムなクラフトマンシップ、そして気鋭のパフォーマンスを実現するための献身的な努力によって、キャデラックをアイコニックなブランドとしてさらに進化させています」とロス氏は言う。
ロス氏は、GMが柔軟性の高いモジュール式の「アルティウム」バッテリー・プラットフォームに投資したことで、右ハンドル車の開発をより効率的に進め、新たな市場を開拓し、さらなる規模拡大を実現することができたと述べている。
ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドで開始された全車電動化に向けた事業により、中東から韓国、メキシコ、カナダ、中国の市場を含むキャデラックのグローバルなプレゼンスがさらに高まっている。「キャデラックの大胆なイノベーションスピリットは、世界中で次世代のアメリカン・ラグジュアリーを定義付けています」とロス氏は語った。
GMオーストラリア&ニュージーランドのマネージング・ディレクター、ジェス・バーラ氏は「今日は、オーストラリアとニュージーランドに自動車の傑作の到来を告げる日となりました。『リリック』はこれら市場向けキャデラックの、右ハンドルEVのポートフォリオとなることを約束する最初のモデルです」と語った。
GMプレジデント兼ストラテジックマーケット・アライアンス・ディストリビューター(SMAD)担当マネージング・ディレクターのエルネスト・オルティス氏は「オーストラリアとニュージーランドはEVへの移行の形成期にあり、キャデラックに新たなビジネスチャンスを提供している」と述べた。「リリック」は、両市場で2025年モデルとして発売される予定だ。
「リリック」は、一から開発された完璧なデザインであり、ゼロの状態から世界の右ハンドル市場向けに新しく設計され、ラグジュアリーとスタイルを前面に打ち出している。「リリック」の日本導入は、2025年を予定している。
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