進化の歴史が一目瞭然
カロッツェリアといえばカーナビの人気ブランド。ハイエンドの「サイバーナビ」と、スタンダードの「楽ナビ」という2つのシリーズを擁しているが、1998年に誕生した「楽ナビ」がこのたび25周年を迎え、東京・二子玉川の蔦屋家電において10月5日(木)~8日(日)までの4日間で記念イベントを開催している。
25周年ということで目玉となるのはこれまでの楽ナビの軌跡を知ることができるヒストリーのコーナー。初代モデルとなる1998年の「AVIC-500」から2020年の「AVIC-RQ911」までエポックメイキングとなった8モデルがずらりと並べられた様は壮観だ。カーAVに興味がある40代以上の人ならば懐かしく感じられ、そうでない人でも興味深く見られるだろう。背面の壁には25年の歩みが年表のように描かれており、まるで楽ナビ博物館のようだ。
そして今春フルモデルチェンジを行った最新モデルについては、ジムニーシエラと日産SAKURAの2台のデモカーに搭載をして展示。実際に触れて使い勝手を確認できる。
楽ナビとは「楽に使える」、「楽に買える」というコンセプトをイメージしたネーミングだが、その特徴を25年もブレなく受け継ぎ、時代のニーズに合わせて製品をリリースし続けていることは本当に素晴らしい。多くのユーザーから支持を受け、累計販売台数はなんと650万台を超えるという。
最高峰シリーズの新製品も披露
また、10月5日に一挙に登場した2023年冬の新製品は、そのほとんどを会場内に展示。なかでも注目はハイエンドカーナビの「サイバーナビ」で、新「サウンドマスタークロック」と「高音質オペアンプ」の搭載や徹底したノイズ対策によってシリーズ史上最高レベルのサウンドクオリティを達成している。また、オンラインを活用した目的地検索機能を充実させ、「フリーワード音声検索機能」、「フリーワード検索機能」で、住所や電話番号、郵便番号の入力にも対応できるようになった。
そしてスピーカーのラインアップが大幅に強化されたのも見逃せないところ。アドベンチャーシリーズはSUVに似合う新シリーズで、チューンアップトゥイーター、パワードサブウーファー、サテライトスピーカーなど後付けしやすいユニットで構成される。いずれも従来のスピーカーでは見られないライトベージュのカラーで積極的にアピールしたくなる外観だ。
このほか純正品のようにインストールできて手軽に高音質化が図れる「ノア/ヴォクシー専用カスタムフィットスピーカー」、天井やドアなどに埋め込み加工をしてカスタムを楽しむ「ユニットスピーカー」、ハッチバック車などに手軽に装着できてお手頃価格の「ボックススピーカー」などがラインアップ。
今回の展示イベントを見逃した方は、ぜひカロッツェリアの公式サイトで楽ナビの25周年記念情報や2023年冬の新製品情報をチェックしてほしい。
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