最高出力は大幅アップの850psを発生!?
ランボルギーニ「ベイビーランボ」こと、『ウラカン』後継モデルと思われるプロトタイプをカメラが初めて捉えた。
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5.2L V型12気筒エンジンを搭載するウラカンは、同ブランド最大のヒットとなった「ガヤルド」後継モデルとして2014年に誕生、10年の時を経て後継モデルへ受け継がれることになりそうだ。
捉えたプロトタイプは、ハイブリッドモデルであることを示すイエローのステッカーが貼られており、これが電動モデルであることがわかる。驚いたことに、暫定パネルを備えた初期のテストラバではなく、量産ボディを搭載したプロトタイプの可能性が高いことだろう。
フロントエンドには、「ガヤルド」を模したヘッドライトステッカーが貼られているが、本物のユニットはもう少し下に配置されているはずだ。その下バンパーには、六角形のLEDデイタイムランニングライトが組み込まれており、サーキット専用のエッセンツァ SCV12 を彷彿させる。また際立つスプリッター、鋭いノーズ、彫刻的なボンネットがアグレッシブなスタンスを完成させている。
側部では、トリプルサイドインテーク、ドアに取り付けられたミラー、短いリアオーバーハングを備えている。そしてリアエンドでは、「アヴェンタドール」から切り取ったような偽テールライトを貼っているが、本物のコンポーネントの一部が露出している。エキゾーストパイプは、「レヴェルト」のクワッドセットアップとは異なり、六角形のシングルサークル内部にデュアルエキゾーストパイプがインストールされていることがわかる。
さらに、長い垂直フィンを備えた巨大なディフューザーは、フルバンパーに囲まれていないため、分厚いリアタイヤも確認できるが、これが最終的な外観なのか、それとも後部の一部が欠けていたのかは不明だ。またエンジンカバーは先代より複雑になっているほか、多数の通気口とリアウィンドウに小さな開口部も配置されている。
窓越しに一瞬捉えた内部には、新設計のステアリングホイールと、フルデジタルクラスターらしきものも写っている。
注目のパワートレインだが、同ブランドでは5.2Lエンジンを廃止することを発表。噂では、V10に代わりV8ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせたPHEVが最有力とされており、最高出力は850psに近いと予想されている。これはウラカンペルフォルマンテや、STOの強力な5.2L V10エンジンから発揮される640psと比較すると大幅な向上で、レッドゾーンは10,000rpm、駆動方式は全輪駆動と予想される。
まだ名前の決まっていないウラカン後継モデルのデビューは、2024年となりそうだ。