完全復活! オープンエアのモーターフェス「ル・ボラン カーズ・ミート2023横浜」が週末2日間で約10万人の来場者を動員【イベントリポート】

5月20日、21日の週末2日間、自動車専門誌「ル・ボラン」は、今年で13回目となるモーターフェス「ル・ボラン カーズ・ミート横浜」を開催した。ロケーションはもちろん恒例の横浜赤レンガ倉庫で、昨年末にリニューアルオープンとなった相乗効果もあってか、会場には約10万人のカーファナティックが集結。コロナ禍前の熱気と興奮を完全に取り戻した!

国内外の最新モデル約80台が会場に集結!

初開催は2010年5月。リーマンショックの影響で、前年に開催された東京モーターショーは国内外の出展メーカー数が激減し、自動車業界全体が暗澹たる空気に押しつぶされそうになっていた最中、ル・ボランの創刊400号のアニバーサリーとして一念発起。横浜赤レンガ倉庫を舞台に開催したオープンエアのモーターショーが「ル・ボラン カーズ・ミート横浜」のはじまりだ。いうまでもなく、本Webサイトのネーミングの由来でもある。
以来、回を重ねるごとに規模と内容をスケールアップ。人気の横浜赤レンガ倉庫においても毎年5月恒例のイベントとして定着し、週末には約10万人の来場者を動員するまでに成長していった。コロナ禍により2021年は開催を断念、昨年2022年も感染拡大防止を第一にスケールダウンを余儀なくされたが、ようやく終息の兆しが見えた今年は、国内外の自動車メーカーも満を持してエントリー。昨年末には横浜赤レンガ倉庫も大規模なリニューアルを経て営業を再開し、舞台も整った。
そして当日。明け方まで降り続いた雨がようやく快方に向かう中、いよいよイベントは定刻の10:00にオープン。国産車、輸入車合わせて60台以上の展示車が集結した横浜赤レンガ倉庫のイベント広場は壮観のひと言で、最新の軽自動車からBEVをはじめとする電動モビリティ、大小様々なSUV、そして垂涎のスーパースポーツまでをあえてランダムに配置し、まるでル・ボランのページをめくるかのようなワクワクしたクルマとの出会いに、来場者も目を輝かせている様子だ。さらに、1ブロック隣のパドックに並ぶ18台の体験試乗車もスタートと同時にフル回転で、受付にはたちまち長蛇の列ができるなど、会場内の熱気と興奮はまさにコロナ禍前のそれ。実際、週末2日間の来場者数は20日(土)が約4万人、21日(日)は約5万5000人と、延べ約10万人を動員。主催者として、カーズ・ミートの完全復活を高らかに宣言したのだ!

イベント広場

メイン会場となるイベント広場には、国内外メーカーの多彩な最新モデルが並ぶ。ブランドブースを設けて独自の世界観を表現したり、アンケートを実施するメーカーも多く、配布されたギブアウェイを片手に会場内を巡る来場者も見られた。

出展ブース

自動車メーカー/インポーターに限らず、パーツ&アクセサリーやカーエレクトロニクス関連メーカーもブース出展。各社スタッフによる解説や実演に加え、最新製品にタッチできるなど、工夫を凝らした展示も実施された。

試乗コーナー

自身がステアリングを握って最新モデルを試乗できるとあって、朝から長蛇の列ができる人気ぶり。今年は18台の試乗車両を用意し1日11枠で実施した。

体験コーナー

体験コーナーでは、ミツビシの「45度登坂4WD体験」や、BBSの「ホイール比較試乗」、スバルの「アイサイト体感」を実施。

メインステージ

メインステージでは各ブースの担当者による解説&クイズ大会のほか、ジャーナリストによるトークショーも開催。

ライブ配信&車両解説コーナー

会場内では、モータージャーナリストであり人気YouTuberの河口まなぶ氏によるライブ配信も実施。また、ジャーナリストとブース担当者によるブース解説も行なわれた。

アウトドアコーナー

赤レンガパークの芝生エリアには、アウトドアコーナーを設置。各モデルの純正アクセサリーやアウトドアグッズが並べられるなど、キャンプ気分も楽しめた。

 

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