藤原ヒロシ氏とデビッド・ベッカム氏をゲストに迎え、マセラティの新型グラントゥーリズモを祝った特別な一夜!

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マセラティ ミラノデザインウィークで新型グラントゥーリズモのセレブレーションイベントを開催

マセラティは、イタリアのデザインの中心地にある新しいミラノのマセラティストアで、ファッション、ショービジネス、スポーツ、音楽の各界の著名人と共に新型「マセラティ グラントゥーリズモ」の誕生を祝った。

「グラントゥーリズモ限定モデル75thアニバーサリー エディション」に加え、マセラティ・チェントロ・スティーレがデザインした「グラントゥーリズモ ワンオフ “プリズマ”」と「グラントゥーリズモ ワンオフ “ルーチェ”」、そして日本のストリートカルチャーのパイオニアであり、マセラティとも親交の深い藤原ヒロシ氏の大胆な着想による「グラントゥーリズモ ワンオフ “ウロボロス”」という3つのマスターピースを発表した。

このイベントには、グローバルブランドアンバサダーのデビッド・ベッカム氏も出席し、日本人デザイナーの藤原ヒロシ氏とともに新型グラントゥーリズモへのお祝いのメッセージを送った。またイタリア人作曲家/ピアニストのダーダスト氏とイタリア人俳優のマチルダ・デ・アンジェリス氏もグラスを掲げ、1947年に長距離移動に相応しいスポーツカーとして誕生した、マセラティのアイコンに祝杯をあげた。

【写真66枚】”プリズマ””ルーチェ””ウロボロス”という3つのマスターピース! 

「グラントゥーリズモ ワンオフ “プリズマ”」はV6 I.C.Eのネットゥーノエンジンを搭載した、名声高いグラントゥーリズモの伝統を称えるクラフトマンシップの結晶。ボディはすべて手作業で塗装された14色の異なる色の組み合わせから構成されている。さらに装飾としてマセラティの車名を構成する8,500以上を超える文字も一つ一つ手作業によって貼付。そのうちの2色は未来を見据えて選ばれたもので、残りの12色は、1947年に登場したマセラティ A6 1500の「アマラント」や、1973年のカムシンを輝かせた「オロ・ロンシャン」など、歴代のグラントゥーリズモの中でも特に人気の高かったモデルの色を採用している。
「グラントゥーリズモ ワンオフ “ルーチェ”」はマセラティのイノベーションとサステナビリティの表明だ。100%電動のフォルゴーレバージョンを搭載した、マセラティの実験と持続的な研究が反映されたモデルで、外装はレザーエッチングが大胆に施されたオリジナルのクロマチックミラーを使用し、車体の輪郭が周囲の環境へと溶け込むような繊細な色彩を使用している。

再生ナイロン糸のECONYLを採用した内装はユニークな造形美を実現し未来を感じさせるとともに、ブルーで統一された内装はECONYLの起源ともなる海を思い出させるものだ。シートの形状を際立たせているのはセンターに施されたグラフィック。これはレーザーで描かれたもので、グラデーションのあるバックとのコントラストを表現している。

結果として、内外装に採用された二つの異なった技術―車体をほぼ周囲から覆い隠すかのようなミラーと、マセラティの精神、技術力、驚異的な美しさを強く深く表現するレーザー―がこのモデルを特徴づけている。

また、マセラティはストリートカルチャーのイノベーターである藤原ヒロシ氏と2021年に始まった「フラグメント」との長期的なパートナーシップに続き、100%電動のフォルゴーレバージョンの現代版グラントゥーリズモを独自に解釈しデザインした、バーチャルのフォーリセリエ「グラントゥーリズモ ワンオフ “ウロボロス”」を発表した。藤原氏が着想を得た「ウロボロス」は、破壊と再生の永遠の輪廻のなかで、決して消え去ることなく絶えず形を変える、万物の統一を表現するグノーシス主義のシンボル。

藤原ヒロシ氏が思い描いたのは、マセラティの過去のセレクションから厳選された特徴的なデザインの要素をシームレスに融合させた唯一無二のクルマだ。A6GCS ベルリネッタ ピニンファリーナのフロントグリルや、1950年代のエレガンスの象徴である3500 GTのサイドベンツ、マセラティ ティーポ151に代表される1960年代の特徴的な丸く覆われたヘッドライトなどを組み合わせた。新たに鋳造されたホイールは、1970年代に「マセラティ・ボーラ」に搭載された先駆的なマグネシウム合金のホイールからインスパイアされたもの。またテールライトの帯部分は当時画期的だった1980〜1990年代のシャマルのデザインを取り入れている。


この一夜限りのイベントでは、フラグメントとのコラボレーションの一環として、限定のカプセルコレクションも発表された。マセラティ グラントゥーリズモを印象づけるラグジュアリーなロードトリップからインスパイアされた、カークラブ風デザインの新たなロゴ、トライデントとフラグメント、モデナと東京という2つのブランドのホームをオマージュしたコレクション。

2023年夏からMaserati.com、および一部マセラティのショールームで購入できる。コレクションはTシャツ、ジップスウェット、スウェットパンツ(黒と白の二色展開)、ブラックボールキャップ、初代マセラティ グラントゥーリズモ A6 1500をかたどったキーチャーム、トートバッグ、ヨーゴ・トゥルーパスがデザインしたコレクターズエディションのイタリア地図に加え、カシミアブランケット、「ヘリノックス」と共同制作したポータブルチェアとテーブルなどが含まれ、忘れがたいマセラティグランドツアーの完璧なパートナーとなってくれるだろう。

最後に、グラントゥーリズモ限定モデル75thアニバーサリー エディションをはじめとした限定モデルの魅力がイベントでも紹介された。内燃エンジンを搭載した「グリージョ・ラミエーラ(グレー)」と「ネロ・コメータ(黒)」が各75台、「ラメ ・フォルゴーレ(銅色)」と「ブルー・インキオストロ(ブルー)」の電動フォルゴーレが各75台と合計300台は、イタリアンラグジュアリーの真髄であるパフォーマンスと、美と機能性の理想的なバランスを誇張することなく実現する証が讃えられた。

マセラティの伝統を未来に投影した注目すべきこれらの傑作は、ブランドのカスタマイズ・プログラム「フォーリセリエ」で作られている。「フォーリセリエ」では、自らの個性とクリエイティビティを発揮し、世界に一台だけのクルマをデザインすることが可能。これらのアート作品はミラノデザインウィークでのグローバルプレビューに続き、マセラティ グラントゥーリズモの記念イベントとして世界中を回り、マセラティファンが近くで見られる機会を提供していく予定だという。

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