予想CGは欧州仕様だが国産モデルもこれに近いデザインに

トヨタは現在、世界に誇る主力モデル『カローラ』次期型の開発に着手していると思われるが、そのデザインを大予想した。

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カローラは、1966年の登場以来、5,000万台以上が販売され、世界で最も売れているモデルの一つだ。現行型となる第12代目は2018年にハッチバックが先行デビュー、2019年にセダンとワゴンが導入された。カローラは世界の市場ごとに差別化した仕様を提供、プラットフォームも異なっていたが、この第12世代では、すべて「TNGA」基盤で統一、日本市場では13年ぶりにセダンに「カローラ」無印車名が採用された。

おなじみTheottle氏が制作した、カローラ セダンの第13世代予想CGの注目はフロントエンドだろう。プリウスを始め今後トヨタデザインのアイデンティティとなる「ハンマーヘッド」デザインは見送られる可能性が高く、「クラウン クロスオーバー」にインスパイアされた、ヘッドライトコンポーネントを装備している。リアエンドでは、コンパクトなトランクリッドスポイラー、スリムなLED全幅テールライト、立体感のあるバンパーが特徴となっている。

またより滑らかな表面、ストレッチされたホイールベース、傾斜の強いAピラー＆フロントウィンドウを装備。グリルに配置されたスリムなLEDライトバーにより、現行モデルよりプレミアムな印象を与えている。全体的シルエットはより空力的だが、プリウス新型ほどではなく、差別化は明確だ。

フロントバンパーの大きなインテークは、ボンネットの下に内燃機関が存在することを示唆している。現在、次期型パワートレインの情報は一切ないが、効率部門の最先端技術の恩恵により、最新世代のハイブリッドオプションを提供する可能性は高いだろう。

トヨタは現在、市場においてカローラ セダンに異なるデザインを与えている。今回の予想CGは欧州仕様だが、国産モデルにもこれに近いシンプルでスポーティーなデザインが予想される。

カローラ次期型のワールドプレミアは、最速で2024年後半に期待できるだろう。