ぬくもりのある空間を生み出す、カリフォルニアスタイルのガレージハウス。【ガレージライフ】

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「ディーンズハウス」と名付けられた、巨大なココスヤシのシンボルツリーや、星条旗が置かれた米西海岸スタイルの家。

群馬県高崎市を拠点とし、四半世紀もの間、北関東エリアの住まいづくりを手掛けてきた「ブレスハウス」。自然素材を活用したぬくもりを感じられる雰囲気は幅広い層に支持されている。今回紹介するのは、そのブレスハウスの作例として建てられたモデルハウスの一つで、「ディーンズハウス」と名付けられたガレージハウスだ。

巨大なココスヤシのシンボルツリーや、星条旗が家の前に配置されており、アメリカンスタイルの中でも、どちらかというと西海岸よりのスタイルが取り入れられていることが連想できる。ガレージのオーバースライダードアを開けて中を覗いてみると、フォード・F100とカスタマイズされたカワサキ・バルカンが収められていた。ガレージの後方にはキッチンシンクが備わっていたり、上部にはロフトスペースが設けられていたりと、遊び心あふれた造りとなっており、そこにいるだけでなんだかワクワクしてしまう。

ガレージを中心に、家の中へも外へも抜けられるドアがそれぞれ設置されており、使い勝手の良さそうな動線が確保されていることがわかる。このように設定されていることで、雨の日であっても濡れることなく通勤や買い物に出たり戻ったりすることができるので、男性だけでなく女性であってもビルトインガレージの利便性がわかってもらえるはずだ。

【写真18枚】ナチュラルカントリーな雰囲気のガレージハウスは便利な工夫満載! 

「カリフォルニアに建っている住宅をイメージしたまとスタイルでまとめたもので、ジェームズ・ディーンから名前を取っています。ガレージをはじめ、ナチュラルカントリーな雰囲気を持たせており、家で過ごす時間を楽しめるような仕掛けをあしらいながら、使いやすい構成としています」と、ブレスハウスの佐藤代表。

ガレージを後にしてエントランスから住居スペースへと足を踏み入れる。入るとすぐ正面にリビング、そして2階へと続く階段というレイアウトとなっている。1階を進むと、リビング、ダイニング、キッチンが直線状に並べられている。興味深いのは中央のダイニング部分が構造柱と化粧柱を上手く組み合わせてフレーミングされていることと、そのダイニングのフロアが一段低くされていることだ。これにより、ダイニングを介してキッチンとリビングを別空間としてしっかり分けられており、さらにキッチンで作業をすると、リビングまで通して見える抜け感が両立されているのだ。

このほかにも、インナーバルコニーと繋げられたバスルームや、広々としたウッドデッキなど、ディーンズハウスの見どころは盛りだくさんとなっている。アメリカンスタイルのガレージハウスの参考としてはもちろん、ちょっと特徴的でありながら使いやすい住まいづくりのアイデアを見つけることもできるモデルハウスとなっている。

◆Planning Data
 構 造:木造在来工法
 外装/内装仕上げ:ジョリパッド/珪藻土
 施 工:ブレスハウス 群馬県高崎市三ツ寺町1227 三ッ寺1231
     Phone:0120-737-734  https://breathhouse.jp/ 

『ガレージのある家 Vol.47』掲載

photo & text / Dan KOMATSU(小松 男)

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