「毎日1テーマずつ読めば、1か月後に所さんみたいな思考になれる!」
「所ジョージの世田谷ベース」50号は、雑誌『Daytona』で6年以上連載を続けてきた「トコロ辞典」の膨大なアーカイブを再編集し、一冊にまとめた完全保存版です。ひとつのテーマは約5分で読みきれるので、毎日1テーマずつ読み進んでいけば、おおよそ1か月で完全読破。翌月には、所さんみたいな思考回路に近づいてしまい、楽しくてしょうがない毎日がやってきてしまうというコンセプトで制作、ここではその一部をチラ見してみましょう。
ルール【rule】
規則。規定。きまり。「―に従う」「―を無視する」「―違反」大辞泉参照
トコロ辞典的「ルール」の解釈
ちゃんとすれば世の中がよくなるモノ。他人のためになること。人間にしかできないことを見極めてルールにすると素敵な人になれる。誰かに押し付けられたモノでは無く、自分だけのルールを作ってみると楽しくなる。
【写真7枚】『所ジョージの世田谷ベース vol.50』をチラ見!
■ルールは人間らしく
番組の収録で94歳と99歳のおばあちゃんに「いちばん楽しいことはなんですか?」と伺う機会があって、その答えに感動してちょっと泣きそうになりました。おばあちゃんたちは「草むしりしているときがいちばん楽しい♪」と心の底から思って答えていたのです。長年生きてきて、さまざまな経験をしてたどり着いた楽しいことが「草むしり」だなんて、なんて素晴らしい人生だろうと、かっこいいな! できれば私もそういう人になりたい! と真剣に思いました。
なぜなら、それは人間にしか出来ないことだから。楽しいことは? と問われてお金が儲かった、職場の地位が上がった、と答える人もいるでしょう、でもそれはとても恥ずかしい。餌がいっぱい獲れた! 群れの中でボスになれた! 自分の利益になることを優先するのが最高だ! そんなことばかり追求しているのであれば犬や猿と同じです。
おばあちゃんたちは、人知れず近所の草をむしって、きれいな生活環境を作ろう! ということをルールとして自分に課している。自分の利益は考えず、一寸でいいからほかの人が気持ちよく暮らせれば良いなぁ、と草をむしる。そんなこと、犬や猿に限らず動物には絶対できない。それを90歳過ぎてもなお、できることがかっこいい。まあ、私が勝手にそう思っているだけで、おばあちゃん達は、単に草むしりくらいしかできなくて、それが唯一楽しいことなのかもしれません。私もバカ全開の若い頃であれば「何を言ってるの?」と気にもしなかったと思います。しかし、今この年齢になって思うのは、人間にしかできないことを自分なりのルールとして持っておくことが大切なのです。
所さん的「ルール」の続きは、所ジョージの世田谷ベース vol.50をご覧ください!
所ジョージの世田谷ベース vol.50
定価:1,020円
本誌購入は以下より
https://amzn.to/3b9WGBa
世田谷ベースステッカー付き!
・掲載テーマ
あいそ【愛想】
あつ‐くるし・い【暑苦しい】
いそがし・い 【忙しい】
おとしあな【落とし穴】
おも‐しろ・い【面白い】
おもい‐つ・く【思い付く】
おんきせ‐がまし・い【恩着せがましい】
かた‐づ・ける【片付ける】
かんが・える【考える・勘える】
き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結】
クリエーティブ【creative】
クレーム【claim】
けっ‐こん【結婚】
けん‐ぜん【健全】
こ‐せい【個性】
ころばぬさきのつえ【転ばぬ先の杖】
し‐あわせ【幸せ・仕合(わ)せ】
じっ‐しつ【実質】
しっ‐ぱい【失敗】
じょう‐ほう【情報】
そうぞう‐りょく【想像力】
ちゃく‐ち‐ てん【着地点】
て‐ま【手間】
てい‐ へん 【底辺】
てん‐ごく【天国】
ととの・う【整う】
のり‐しろ【糊代】
ヒーロー【hero】
ひにちじょう(せい)【非日常(性)】
ひょう‐げん【表現】
べん‐り【便利】
まと‐はずれ【的外れ】
まん‐ぞく【満足】
め‐くじら【目くじら】
メリット【merit】
やくにたつ【役に立つ】
やり‐なお‐す【やり直す】
よ‐ゆう【余裕】
ルール【rule】
わ・る【割る】