「毎日1テーマずつ読めば、1か月後に所さんみたいな思考になれる!」
「所ジョージの世田谷ベース」の最新号は記念すべき50号目。雑誌『Daytona』で6年以上連載を続けてきた「トコロ辞典」の膨大なアーカイブを再編集し、一冊にまとめた完全保存版です。ひとつのテーマは約5分で読みきれるので、毎日1テーマずつ読み進んでいけば、おおよそ1か月で完全読破。翌月には、所さんみたいな思考回路に近づいてしまい、楽しくてしょうがない毎日がやってきてしまうというコンセプトで制作、ここではその一部をチラ見してみましょう。
おも‐しろ・い【面白い】
〔「面(おも)白し」で,目の前がぱっと明るくなる感じを表すのが原義といわれる〕楽しい。愉快だ。「仕事が―・い」興味深い。「何か―・い話はないか」こっけいだ。おかしい。「―・いしぐさ」(多く,打ち消しの語を伴って)心にかなう。好ましい。「―・くない結果になった」新辞林参照
トコロ辞典的「面白い」の解釈
どこにでもあるもの。面白くさせてもらう(受動的)のではなく、自らの力で面白がる(能動的)ことで、感情が大きく動くようになり、さらに面白さは増していく。自分が深く関われば関わるほど、面白さには深みが出る。
【写真7枚】『所ジョージの世田谷ベース vol.50』をチラ見!
■「面白い」はめんどくさい
ワタシの自宅の庭には、2メートルくらいになるまで育った大きなレモンの木が生えております。あまりに大きくなり過ぎたので、レモンの収穫ついでにワタクシがその枝を剪定するわけなのですが、レモンの枝に生えているトゲは、太くて硬くほとんど凶器。なので、剪定した枝をそのままゴミとして捨ててしまうと、収集員さんが怪我をしてしまいます。そう思い、とりあえず自宅から畑に移動させ、そのうちシュレッダーで細かく粉砕して畑の肥やしにでもしようと考えているわけです。
そこまでやってようやく手に入れたレモン。その皮を入れた紅茶は、スーパーで買ってきたレモンの皮を入れたものより、何百倍も清々しい香りがします。カップを持つ手はレモンのトゲでプツプツと穴が空いている。そんな手を眺めながら、自宅の庭で採ったレモン入りの紅茶を飲むと、くすぐったい気持ちになってとても面白い。もし、収集員さんの怪我を考えずにレモンの木をゴミ出ししていたら、そういう気持ちはもっと希薄なものになっていたかも知れません。
めんどくさかったり、たいへんだったり、人のこと考えたり、そんなことの片隅に、面白いことは待っているのです。
所さん的「面白い」の続きは、所ジョージの世田谷ベース vol.50をご覧ください!
所ジョージの世田谷ベース vol.50
定価:1,020円
本誌購入は以下より
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世田谷ベースステッカー付き!
・掲載テーマ
あいそ【愛想】
あつ‐くるし・い【暑苦しい】
いそがし・い 【忙しい】
おとしあな【落とし穴】
おも‐しろ・い【面白い】
おもい‐つ・く【思い付く】
おんきせ‐がまし・い【恩着せがましい】
かた‐づ・ける【片付ける】
かんが・える【考える・勘える】
き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結】
クリエーティブ【creative】
クレーム【claim】
けっ‐こん【結婚】
けん‐ぜん【健全】
こ‐せい【個性】
ころばぬさきのつえ【転ばぬ先の杖】
し‐あわせ【幸せ・仕合(わ)せ】
じっ‐しつ【実質】
しっ‐ぱい【失敗】
じょう‐ほう【情報】
そうぞう‐りょく【想像力】
ちゃく‐ち‐ てん【着地点】
て‐ま【手間】
てい‐ へん 【底辺】
てん‐ごく【天国】
ととの・う【整う】
のり‐しろ【糊代】
ヒーロー【hero】
ひにちじょう(せい)【非日常(性)】
ひょう‐げん【表現】
べん‐り【便利】
まと‐はずれ【的外れ】
まん‐ぞく【満足】
め‐くじら【目くじら】
メリット【merit】
やくにたつ【役に立つ】
やり‐なお‐す【やり直す】
よ‐ゆう【余裕】
ルール【rule】
わ・る【割る】