クラシックカーのまち、糸魚川で復活開催「第3回糸魚川ネオクラシックカーフェスタ」イベントレポート

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60台のネオクラシックカーが糸魚川に集結

第3回糸魚川ネオクラシックカーフェスタが、11月3日に新潟県糸魚川市の美山丘陵にあるフォッサマグナミュージアム前で開催された。その名の通り、このイベントは1975年から1998年に製造された比較的新しいヒストリックカーが展示されるイベント。

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会場内に展示された車両は1975年のトヨタ・セリカLB 1600GTや1975年フォルクスワーゲン・タイプ1、1978年マツダ・サバンナRX-7(SA)、1979年のカリーナHT 1600GT、1979年ポルシェ911SCなどの1970年代生まれのクルマから、初代ホンダ・シティ、AE86レビン、二代目VWゴルフ、フェラーリ328GTS、30系スカイライン、31/32系フェアレディZなどの1980年代のモデル、そして1990年代のR32スカイラインGT-R、ホンダNSX、スバル・アルシオーネSVX、マツダRX-7(FC)といったバブル期の国産車、ホンダ・ビートやスズキ・カプチーノといった軽スポーツ、そしてロータス・エラン100M SEやアルファロメオ155といった輸入車や、意外に見かける機会の少ない1997年の三菱エクリプス・スパイダーなども。もちろんスポーツカー以外にも、トヨタ・クラウンにチェイサー、日産グロリアなどの旦那系セダン、ルノー4Lにラーダ・ニーヴァといった欧州実用車勢などもあわせ、バラエテイに富んだ顔ぶれ。

イベント当日は空がきりっと澄んだ気持ち良い秋晴れ。穏やかな風も心地良い絶好のイベント日和となった。昨年はコロナ禍で中止され、一昨年はエントラントを新潟県内に限定しての開催だったが、今回は会場入口で手指消毒と検温の感染対策をとった上で県内外から60台が出展された。フォッサマグナミュージアム前では「クラシックカーミーティング(5月)」、「クラシックカーレビュー(9月)」が開催されているが、11月に開催されるこの「ネオクラシックカーフェスタ」は『クラシックカーのまち 糸魚川』を標榜する同市で開催される締めくくりのイベントである。

会場には県内外から集合したエントラントのほか、糸魚川警察署の協力により白バイや2002年式日産セドリックのパトロールカーも特別展示されたほか、地元の老舗企業、デンカ株式会社の協力により同社が所有する1970年式いすゞTSD40型ボンネットバスの試乗会も行われた。

地元のバンドによるライブ演奏なども行われた会場内では、展示車両よりも若い世代もクルマ談義に加わり、親と一緒にガルウィングのドアを興味深そうに見入る子どもの姿も見られた。「クラシックカーレビュー」の常連により、ミュージアムの駐車場では展示された車両の特別展示解説も行われ、多くの若者が聴き入っていた。ボンネットバスの試乗と白バイ試乗は子どもたちに大人気で、特に白バイにまたがった子どもの笑顔が印象的であった。

●問:糸魚川ネオクラシックカーフェスタ実行委員会(糸魚川市観光協会糸魚川支部)TEL:025-552-1742

フォト&リポート:糸魚川ネオクラシックカーフェスタ実行委員会

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