【スクープ】次期型「メルセデスベンツEクラス」は全車電動化へ! ステーションワゴンの最新プロトタイプを激写!

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ハイエンドモデルは3.0L直6ターボ+マイルドハイブリッドの組み合わせに

メルセデスベンツが現在開発中のワゴン、『Eクラス ステーションワゴン』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

2021年12月に、次世代Eクラスセダン(コードネームW124)のプロトタイプを捉えて以来、度々その姿が目撃されてきたが、ステーションワゴン開発車両が目撃されたのは2度目となる。

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ドイツ市街地で捉えたプロトタイプのフロントエンドは、セダン次期型とほぼ同じデザインが見てとれる。世界の自動車メーカーのトレンドに沿いグリルはわずかに拡大され、ヘッドライトはコンパクトに、その上部にはLEDデイタイムランニングライトが走っている。下部には湾曲した形状が見えるが、これはターンシグナルランプになるのだろう。

ノーズの上部開口部と下部開口部は明確に分かれており、バンパーコーナーには際立つエアインテークが配置されている。側面では下部に上昇する2本のキャラクターラインを備えているが、ダミーパネルの可能性があるだろう。またDピラー周辺が厳重にカモフラージュされており、大胆なデザインも期待できそうだ。

後部ではテールライトが隆起したコンポーネントでハッチまで伸びている。注目はリアウィンドウで、現行型以上に角度がついており、クーペほど極端ではないがかなりアグレッシブに見える。

キャビン内には、デジタルディスプレイをダッシュボードに装備、Sクラス新型の技術の多くが提供される予定だ。またディスプレイを変更するオプションがあり、より小さなレイアウトを好む顧客には11.9インチ、OLED体験を望む顧客には12.9インチのオプションを設定するなど対応するようだ。

本格的なEV時代が到来する前の、最後のICE(内燃機関)搭載メルセデスになると予想される次期型Eクラス。EQEが独自のEVプラットフォームを取得する一方で、Eクラス次期型では「MRA2」アーキテクチャを採用、48Vマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど、厳格なユーロ7規制を満たすために全モデルが電動化される。ただし、全ラインアップが直列4気筒となったCクラスと異なり、直列6気筒は残される。このハイエンドモデルには、3.0L直列6気筒ガソリンターボエンジン+マイルドハイブリッドを組み合わせ、最高出力368psを発揮するとみられる。

Eクラス次期型のワールドプレミアは、2023年前半と予想されている。

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