スタイル、サウンド、そしてスピードの究極の表現は、ドラマチックなワイドボディ・デザインによる独自のスタイルに宿る
アストンマーティンは、新型「V12ヴァンテージ ロードスター」を発表した。歴代ヴァンテージ史上もっともパワフルなこのモデルは、スリリングなパフォーマンスと、オープントップ・ドライビングの自由でエモーショナルな刺激を組み合わせた、類まれな特別限定モデルだ。生産は世界中でわずか249台に限定されており、すべての車両がリリース前に完売したという。
V12 ヴァンテージ ロードスターは、ドラマチックなワイドボディ・デザイン、地面に低く構えるワイドトレッド・サスペンション、ヴァンテージ ロードスターに初搭載されるパワフルな5.2L V12ツインターボ・エンジンが組み合わされている。圧倒的な加速性能、700PSを発生するアストンマーティン12気筒エンジンの咆哮により、ヴァンテージ ロードスターはオープントップ・ドライビングの体験を、異次元のレベルへと引き上げてくれる。
この爽快なドライビング体験の鍵が、圧倒的なパワーを発生するエンジンだ。この5.2L DOHC60°V12エンジンは、700PS/6,500rpmの最高出力と753Nm/5,500rpmの最大トルクを発生する。車重1トンあたりのパワーは372PSを誇り、その印象的な出力特性と、瞬時のギアシフトによる素晴しい加速により、V12ヴァンテージ ロードスターは、決して忘れることのできないアドレナリンあふれる走行体験を提供する。
【写真17枚】純粋な走りの楽しさとバランスの良さを兼ね備えた「V12 Vantage Roadster」
0~60mph(0~96km/h)加速はわずか3.5秒、322km/hの最高速度を誇るV12ヴァンテージ ロードスターの性能は、オープントップ・スポーツカーの頂点に君臨する。ZF製8速オートマチック・トランスミッションと機械式リミテッドスリップ・ディファレンシャル(LSD)を搭載したこの車は、フロント・ミッドエンジンと後輪駆動によってもたらされる、純粋な走りの楽しさとバランスの良さを兼ね備えた。
V12ヴァンテージと同様、V12ヴァンテージ ロードスターは、強力な制動力を誇るカーボンセラミック・ブレーキ(CCB)を標準装備。410mm×38mmのフロントディスクには6ピストン・キャリパーが、360mm×32mmのリアディスクには4ピストン・キャリパーが組み合わされている。ストッピングパワーが大幅に向上し、高温でのブレーキフェードに対する耐性が大幅に向上するCCBテクノロジーは、スチールブレーキと比較してバネ下重量を23kgも大幅に削減し、ステアリング・レスポンスと乗り心地を向上させている。
V12ヴァンテージ ロードスターの視覚面におけるもう一つのハイライトは、圧倒的な印象を放つ21インチのアロイホイール。このホイールは、サテンブラックまたはサテンブラック・ダイヤモンド旋削仕上げの2種類から選択することが可能だ。オプションの軽量鍛造ホイールも、サテンブラックおよびサテンブラック・ダイヤモンド旋削仕上げを選択することが可能で、このホイールを装着すると、バネ下重量がさらに8kg削減される。すべてのホイールには、ミシュラン・パイロット4Sハイパフォーマンス・タイヤ(フロント:275/35 R21、リア:315/30 R21)が組み合わされる。
V12ヴァンテージ ロードスターの生産は2022年の第3四半期に開始され、最初の納車は2022年の第4四半期に開始される予定だ。