クルマ好きに垣根はない
東京江東区のオートバックスグループ旗艦店、「A PIT AUTOBACS SHINONOME(アピット・オートバックス東雲)」が、毎月第3日曜日に開催しているオフ会イベント「モーニングミーティング」。毎回趣向を凝らしたテーマで参加者を募っているが、この7月には同イベント初となる「テスラ」をテーマに開催されたのだ。
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そもそも同店にはテスラ専用の充電設備「スーパーチャージャー」が設置されているため頻繁にテスラ車が出入りするシーンが見られるのだが、こうした趣味性の高いオフ会イベントとテスラとの親和性はいかがなものかと懐疑的だった。ところがフタを開けてみれば約70台が早朝の東雲に集結するなど、ピュアEVユーザーといえどもクルマ好きのマインドに垣根はないことが再認識できた。
参加モデル最多が売れ行きナンバーワンのModel3というのは予想通り。日常のアシとしてはじめて電気自動車を所有した、もしくは国産EVから乗り換えたというユーザーが多いようだ。もちろんModel SやModel Xのエントリーもあったが、初期テスラ・ロードスターにお目に掛かれなかったのは残念。来年発売される次期モデルに期待しよう。
テスラ・ジャパンが販売店以外ではじめて新型Model Yを展示するなど、異例の対応を引き出したのもブランドロイヤリティの高さゆえだろう。Model 3のミニチュアカーがもらえるアンケートもあって、テスラブースとModel Yの周辺は人だかりが絶えることがなかった。
EVオーナーから寄せられる充電スポットとグルメ情報をシェアするコミュニティサイト「EVごはん」を主宰するモデル3オーナー。ホイールが素敵です。
気合いの入ったモデルXのオーナーは、EVの愉しさを伝える活動として試乗会やミーティングを行う、「JAPAN EV MEETUP」を定期的に開催。
浜名湖で1回充電しただけという兵庫から直接参加したモデル3オーナーはカッティングシートとペイントで個性を発揮。
ホイールを換えたり内外装に手を加えたりするユーザーが多くいることもピュアEV業界では新鮮な現象といえる。A PITオートバックス東雲が仕立てたModel3のデモカーやマルカサービスの最新ホイール、テスラ専門インテリアブランドT-ARTの内外装アクセサリーなど、アフターパーツ&カスタマイズ市場が育ちつつあるところも見逃せない。
このA PITオートバックス東雲「モーニングミーティング」は、毎月第3日曜日に開催予定。詳細はA PITオートバックス東雲のフェイスブック(https://www.facebook.com/apitshinonome/)にてチェックを。