オールラウンドな2インチアップ仕様
JB64のカスタムとしては王道のスタイルを提案してきたオートクロス。やり過ぎ感がなく、スッと琴線に触れてくるエクステリアにまとめている。全体のバランスを決めているのは、同社オリジナルの2インチアップコイルと、ファンデュースのBULLETスポーツレーシングサスペンション。タイヤは225/75R16だが、一見すると2インチ以上リフトアップしているような迫力がある。
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足回りの補正にも同社パーツをメインに使用。特に、トレーリングアームは日常で気持ち良く走れて、オフロードも行けるという絶妙なバランスを考えたキャスター角の設定になっている。近日中に、オリジナルのトレーリングアームやオフ走行よりのアームも発売する予定とのことだ。
エクステリアパーツは、前後にオリジナルバンパーを装着。競技系デザインのスッキリしたデザインで、これが「アゲ感」を増幅させている。
四角いボディに抜群のマッチングで、アプローチアングル向上にも。スキッドプレートとセットで。
テールランプの間隔にこだわり、JA11のような雰囲気に。スペアタイヤを取れば見た目もスッキリ。
一見するとシンプルに見えるリアバンパーだが、テールランプの幅を特にこだわり、装着した時にJA11的なバランスになるよう考慮している。ちなみに光源はLED化。
シートはブリッドのユーロスターⅡを装着。高級スエード調生地がラグジュアリーに車内を彩る。
BULLETスポーツレーシングサスペンションをベースに2インチアップコイルを組み合わせた足回り。
フロントバンパーにはオリジナルのステンレス製スキッドプレートを組み合わせ、アクセ的なワンポイントが作られている。その下にバンパーの一部をチラ見せして、ラギッド感を出しているのも見逃せない。
トレーリングアームはオリジナルを装着。街乗りに適したキャスター角に考慮されている。
42.7φの出口は、さすがの迫力。乾いた感じの音質が、ドライバーの気持ちをアゲてくれる。
マフラーも同社オリジナル品。42.7φのド迫力マフラーエンドが、リアビューに花を添える。もちろん、エキゾーストの音質やドライブフィールのアップも十二分に考慮。見た目も乗り味も肩肘張っていない、ノスタルジックでコンテンポラリーな、大人ジムニーなのだ。
SHOP’s VOICE
京都でジムニー専門店として誕生して20年。街乗りからクロスカントリー仕様まで、幅広いカスタムを手がけています。車検、メインテナンス、ワンオフパーツ製作など、お気軽にご相談ください。オフ走行仲間も募集!
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