サイディングや仕上げで差をつければ、デザインも予算も自在! 希望にぴったりのガレージが創れる!
注文住宅を得意とし、主に埼玉県を拠点に展開している「グリーンアンドハウス」。注文しても建築までは約2年待ちという人気で、TVで取り上げられることもあるが、その理由は独自のモルタル造形技術にある。
エクステリアやインテリアなどはモルタルの仕上げにより、まるでヨーロッパの石造りのようなスタイルを再現することができるのだ。今回はそうした方法で建てられた母屋に合わせコーディネイトされた、別棟のガレージを紹介させていただく。
【写真15枚】BMW、メルセデスに似合うヨーロッパ風注文ガレージの写真
BMW335iに合わせたアメリカンガレージ
Sさんの愛車であるBMW335iのサイズに合わせ、2×4工法により建築された約30平米のアメリカンガレージ。これはグリーンアンドハウスの現場監督を務めるSさんのガレージなのだが、エクステリアに横板サイディングとスレートの屋根、床はデザインコンクリートで仕上げたこだわりのガレージである。
オーバーヘッドドアはアメリカのクロペイ製を輸入。ガレージドアを開閉せずにサイドから出入り可能なドアを設けるなどの工夫がされている。内壁の壁面は3面ともに異なるクロスを貼った凝った作りで、まるでレンガ積みのアンテイークガレージのように見える。
ガレージが完成すると、クルマの他、家族の自転車やキャンプ道具などのアウトドア用品を収納することができたといううれしい側面も。「クルマの洗車が格段に減りました」というSさんは、将来オープンカーを購入する計画もあるという。
さて気になるSさんのオーダーガレージの費用は290万程度(税別)とのこと。外壁のサイディングや、ドアの色、床の仕上げなどによりイメージが大きく変えられるので、クルマに合わせたアレンジをチョイスするのもオススメだ。
ヨーロッパの重厚な石造り風ガレージ
グリーンアンドハウスの展示場には、同じくヨーロッパ風だがテイストの異なるガレージもあるので、こちらも紹介させていただこう。大きさは前述のアメリカンガレージと同じ約30平米のサイズ。床には輸入のタイルが敷き詰められ、外壁はモルタル造形で仕上げられた。
内装は輸入の壁紙と、ピクチャーフレームにより構成。ガレージの奥は1段高いところに収納スペースを設け、くつろぐ空間としてテーブルが用意されている。あくまでもここは展示場に建てられたサンプルガレージであるが、同じものを望まれるオーナーには430万円で提供できるとのこと。ガレージのまわりに設けられた人工芝のグリーンもとても似合っている。
2つのガレージはクルマ好きなグリーンアンドハウスの代表がプランニングしているだけに、細かいところにも目が行き届いている。ガレージシャッター下の処理による、ガレージ内へのホコリの侵入の防止や、サイドドアの設置、ペアガラスの採用によるブラインドのホコリ防止などとても気が利いているのだ。
施工エリアは関東と限定されているが、仕上げ方ひとつでイメージが変わるキットガレージは、価格も魅力的。気になる方は、同社展示場で実物をご覧になってはいかがだろう?