史上最大のドア大作戦!! Case1:建築家がガレージドアを選ぶポイントとは? 「三和シヤッター」【ガレージライフ】

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「ガレージは部屋」! 大切な愛車と同じくらいこだわって創るガレージは、ドアが重要。そこは夢の空間への入口。

ガレージ専門誌『GarageLife』にて「GarageLife Official Dealer」を務める「M’s Works一級建築家事務所」の松永さん。これまでに多くのガレージのある家、ガレージの設計デザインをして、たくさんの方々に夢のガレージを提供してきた。そんな建築家から見たガレージドアについて、メーカーさんと忌憚ない意見を交換してもらい、あらゆる角度からガレージドアについて考察してもらった。

松永さん(以下M):はじめまして。オフィシャルディーラーとしてガレージの建築を積極的にデザインしている「M’s Works一級建築士事務所」の松永基です。

丸茂さん(以下S):はじめまして。私は「三和シヤッター工業」入社以来34年にわたって営業サポートや企画などに携わってきました。本日は、直接クライアント様にお会いしている建築家の先生と意見交換をさせていただきたくて『Garagelife』さんに依頼してこのような機会が実現しました。早速ですが、クライアント様がガレージドアに期待していることを教えていただけますか?

M:これはガレージドアに限らずなのですが、ガレージは部屋だと考えている方がほとんどです。特に『GarageLife』に登場するようなオーナーの方は、ガレージは単にクルマを入れるスペースではなく、クルマと過ごす趣味の空間や、こだわりの書斎といった認識の方が多い。だからガレージとはいえ、リビングや寝室と同じように内側のデザインにも凝りたくなるわけです。ガレージは、オーナーとなる方のライフスタイルと密接な関係があると考えています。

S:ガレージドアとはいえ、インテリアとして重要な役割があるというわけですね。それはガレージドアを開発、販売している私たちメーカーにとって貴重なお話です。私が日々全国の営業をサポートしていて感じるのは、ガレージドアにも地域性があるなということです。

東北地方の方は堅実家でシンプルなタイプを選ぶ傾向があります。一方、都内の方はビルトインガレージ付きのモダンな住宅を建てるケースが多く、木目調のガレージドアが好まれています。これもライフスタイルの違いということですよね。

M:そうですね。ガレージドアと建物とのマッチングを気にされる方はやはり一番多いでしょうね。建築家の我々もガレージドアの機能を知らなければ、クライアント様にさまざまな提案ができません。メーカーさん側の意図がわかれば、今以上に質の高い提案をすることが可能だと日頃から考えています。

S:建築家の方からそういったご意見が聞けたのは大変嬉しいことです。今回、わざわざ東京都板橋区のこちらのショールームで対談をお願いしたのは、ぜひ内部を見ていただきたいという思いがあったからなんです。

「三和シヤッター工業」は昨年創業60周年を迎え、これまでのショールームをリニューアルオープンさせました。そこで、屋外スペースにガレージを建てて、ガレージドアを6枚展示して比較してもらえるスペースを設けたのです。

M:今までガレージドアといえばカタログとHPで確認して、スペックを見て判断していました。でも、ここに来れば目の前で比較することができるんですね、とても良いアイデアです。例えばですが、オーバースライダーや巻き取り式など、雑誌で見慣れているからワードは知っている、しかし実際はそれがどのような商品なのかわからないという方が多いです。建築家の立場からすれば、納まりが一番気になるので実際に目で見て確かめてほしいところなんです。

S:クライアント様は見た目のほかに、どんな点に注目してガレージドアを選んでいますか。

M:最近ではガレージの上に寝室などを設けた設計もありますので、ガレージの開閉音と開閉するスピードを気にされています。例えばオーバースライダータイプの「威風堂々」はカタログ数値では58dbと表示されていますが、どの程度の騒音なのかが具体的にわかる人は少ないでしょうね。

S:58dbといえば静かなオフィスくらいの騒音といわれています。我々メーカーが実際に測定して数値化していますが、日常生活ではさほど気にならない音だと思っています。ショールームに来ていただければ、開閉時の音も体感していただけますよ。

M:オーバースライダータイプでも、パネルの幅や素材によって開閉時の音は違ってきますからね。

S:アルミ素材の「威風動々」はアルミフラットドアとしては最高級品です。中でも、木目調のウォールナットが本物に近く人気があります。天然木を使った「ゼクラ」は値段も高いのですが、職人が一つ一つ丁寧に手作りで造っています。

M:メーカーとしても自信をもって提供するガレージドアということなんですね。オーバースライダーのガレージドアはみなさんの憧れですからね。

S:スタイリッシュなデザインと開閉するスピードの速さがやはり人気の理由でしょうか。

M:このスマートな開閉を見ると、誰もがオーバースライダータイプが良いと思ってしまいます。でも、デメリットといわずとも天井にはスペースが必要なんですよね。天井のライトが隠れてしまうという点も考慮して選ばなければいけません。

S:巻き取り式も悪くないですよ。天井にボックスと呼ばれるスペースが取れれば、天井スペースの有効活用も可能です。アルミ製ガレージシャッター「静々動々」も住まいを引き立たせる商品として人気があります。さらにこのシャッターの特長としては、多軸エリアセンサが装備されているという点ですね。

M:センサを2か所付けるなど「三和シヤッター工業」の商品は安全面にも高い評価がありますが、こちらの「静々動々」はよく見るとさらにすごいセンサが付いていますね。

S:「静々動々」の多軸エリアセンサは約4cm間隔で光線を発し、障害物を感知するとシャッターの下降がストップします。しかもレールにセンサを組み込んでいるので、配線が露出しません。この機能があれば愛車はもちろん、大事なものと接触することはないので安心して開閉ができるはずです。試してみますか? 
M:お! 本当にストップしましたね。しかもこのシャッターは開閉時の音が、想像以上に静かですね。これなら夜中に帰ってきても、家族は気が付かないかもしれない。

S:カタログ数値で55dBです。今回ショールームに入れていただいた松永さんの愛車、ランチア・モンテカルロのガレージドアにもいかがですか。意匠にもこだわっていますが、アルミ素材は高級感もあって耐久性も高い。静かで速くて安全面にも優れている「静々動々」は根強い人気ですよ。

M:やはりガレージドアは住まいの顔となりますから重要な要素です。しかも、安全面にこれだけ配慮していただいているのは目から鱗でした。そしてここには6枚のガレージドア(威風動々、静々動々、クッキー、ゼクラライト、キャンディネオ、エレガノSTワイド)が並び、品質までも比べられるのは画期的ですね。他の建築家にも教えてあげようと思います。ちなみに一般のお客様も見学できるのでしょうか?

S:予約をしていただければ、他の商品が展示してあるショールームを含めて見学が可能です。6月に開催する「Garaging EXPO2017」には、LED照明がついたスタイリッシュなデザインで人気の「エレガノSTワイド」を展示します。このシャッターにも多軸エリアセンサによる安全装置があり、フラットなシャッター面でどんな住宅やガレージにも似合うシンプルなデザインになっています。

カラーバリエーションもメタリック調3色、木目調2色と多彩なニーズに合わせて用意しています。LED照明を組み込んだところもぜひ、見てほしいですね。またGaraging EXPO2017のメリットは、他社製品と比較ができることです。これからガレージを検討している方には絶好の機会ではないでしょうか。

M:いやぁ、いろいろとメーカー側の意見が聞けて参考になりました。やはり、建築家としてお客様のニーズと合致させることが重要ですね。そのためにも商品を知ることが一番です。

S:今日は、素敵な愛車でショールームまで駆けつけていただきありがとうございました。ぜひ、またお仲間を誘ってショールームへ遊びにきてください。

松永基さん: 1958年神奈川県横浜市生まれ。1977年ランチア・モンテカルロとシトロエンBXを愛車にするクルマが大好きな建築家。GarageLife Official Dealerを務める1人。1991年「M’s Works一級建築士事事務所」設立。日本建築家協会会員。

丸茂直樹さん: 1963年東京都生まれ。三和シヤッター工業に1983年入社以来、営業支援として全国のガレージドアの営業戦略などを考えてきた人物。今回、体感型ショールームをリニューアルオープンさせた発起人。

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