駆動方式はFRベースだがオプションでAWD設定の可能性も

トヨタは現在、2ドアスポーツカー『スープラ』の最強モデルとなる「GRMN」バージョンを開発していると見られるが、その最新情報により予想CGを制作した。

「GR」シリーズはベーシックなスポーツモデル「GRスポーツ」、よりスポーツ性を高めた「GR」、そして頂点に「GRMN」の3段階で構成される。GRMNはMN＝マイスター・オブ・ニュルブルクリンクの名が示す通り、究極の走りを追求したハイパフォーマンスモデルだ。

そのGRMNバージョンがいよいよスープラに設定される。予想されるエクステリアは、ボンネットに膨らみを持たせ、そこにエアースクープを配置、エアーアウトの効率化がアップされると思われる。フロントアンダーには大型で大迫力のアンダーグリルを内蔵し、ルーフ、リヤウイング、またアンダースカートは全てカーボンで軽量化が図られる可能性がありそうだ。仕上げはレッドのアクセントをサイドスカート、リップスポイラー、サイドスカートなどのあしらい、スポーティな装いに仕上げられることが予想される。

パワートレインは、BMW M3から3.0L直列6気筒ターボ「S58E30A」エンジンを流用、7速DCTと組み合わされ最高出力は540psとも噂されている。駆動方式はFRベースだが、オプションで全輪駆動も提供される可能性がありそうだ。

市販型はハイエンドグレード「RZ」をベースに開発、軽量化を図るとともに剛性も高められるだろう。スープラGRMN市販型は最速で2023年初頭にデビュー、限定販売が予定されており、価格は1千万円程度と予想される。