BMWエンジンは粒の揃ったビートとサウンドを伴う回転フィールが魅力のひとつ。今回はそのサウンドを手軽にコントロールできる新製品をご紹介しよう。
エンジンのサウンドを変えて駆けぬける歓びを満喫
“フロイデ・アム・ファーレン(駆けぬける歓び)” という見事にBMWの本質を言語化したスローガンは、世界中で半世紀に渡り掲げられたあまりにも有名な文言だ。
実際に、BMWのステアリングを握ると確かに心は“歓び” で満たされる。特に、オーケストラがクライマックスに向け徐々に楽器を増やして音量と迫力を加速させるように、音質やビートを変えながら勢いにのってドラマチックに回転上昇するエンジンがもたらすプレジャーは計り知れない。それは、バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(バイエルンのエンジン工場)の頭文字を取ったBMWという社名に懸けて、究極のエンジンを作ろうという気概をエネルギーにして動いてるのではと思うほどの絶品ぶりである。
PLUG CONNECT. EXC
カンタンで安心なサウンドチューニングの新常識
そうした秀でた動力性能や官能性能は、エンジンに盛り込まれた数々の技術が渾然一体となった結果だ。そして、エンジン屋ならではのテクノロジーは、エンジン内部だけでなく補機類や吸排気系にも投入されている。近年のモデルでいえば、エキゾーストパイプに内蔵されたフラップもそうだ。テールパイプが2本出し以上の仕様では、片側かあるいは左右それぞれを協調制御し、走行シーンに応じて排気ラインを変えるフラップが大抵装着されている。
そして、このフラップの開閉でBMW謹製のエンジンはキャラクターがハッキリと変わる。フラップを全開にすると、エキゾースト・ノートがグッと図太くなりサウンドの質も変化する。ドライビング・モードがスポーツ・プラスではもちろん、エコ・プロ(モデルによってはエフィシェント)に設定しても、テールパイプからは音量と音圧が増した排気音が放たれる。エキゾースト・フラップのコントロールで、優れた官能性能を一段と高めることが可能になるのだ。もちろん、純正のフラップ・システムが装着されていれば、サードパーティ製のマフラーでも同様の効果が得られる。
逆に、フラップを閉じれば、排気音を抑え込める。エンジンが冷えた状態で始動すると、一定時間コールドスタート・モードとなり、エンジン回転数が上がって排気音も高まるが、深夜や早朝では近隣への迷惑ともなりかねない。そういうシーンでは、フラップの全閉はかなり便利に使えるだろう。
では、どうやってエキゾースト・フラップをコントロールするのか? コードテックの新製品「プラグ・コネクトEXC」を使えば、いともたやすく実現可能だ。本体をOBD2ポートに挿すだけで、フラップを全開にさせる“オープン”、全閉の“クローズ”、純正状態の“ノーマル” という3つのモードが選べるようになる。しかも特筆するべきは、フラップ開閉の操作はボードコンピューター(BC)ボタンを長押しするだけというカンタンさにある。停車中に(一部のF系モデルでは走行中も可)BCボタンを1秒長押しすると3つのモードが順に切り替わっていくのだ。
モードが替わるとメーターパネル内のターンインジケーターランプが点灯して、どのモードに入ったかは一目瞭然。最後にセレクトしたモードは自動的に記憶されるので、再始動してもフラップの状態は維持されるなど使い勝手のよさも申し分ない設計となっている。
本体をOBD2ポートに挿していれば動作して、取り外せばノーマルに戻るという安心な設計も魅力。エンジン屋が手塩にかけて仕上げた極上のエンジンフィールに磨きをかけて、いっそうの”歓び”が手にできるのだ。
PLUG CONCEPT! シリーズ http://plugconcept.jp/
便利な機能を追加するド定番アイテム
多種多様に用意された機能をOBD2ポートを経由してインストールして追加可能。アンインストールして元に戻せる安全設計。
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