デビューは2023年が濃厚か？

日産が展開する高級ブランド、インフィニティは、高級クロスオーバー・クーペSUV『インフィニティQX55』を2020年11月に発表したが、その日本バージョンとも言える『スカイラインSUV』を開発している可能性があることがわかった。

スカイライン クロスオーバーは、インフィニティ「EX35」の日産バージョンとして日本市場に投入されていたモデルで、2009年から2016年まで販売、1代限りで生産終了となったが、海外では、2014年から「QX50」に改名して販売されている。2020年には「QX50」のクーペバージョンとして「QX55」が投入された。

日本市場において、スカイラインは次期型の発売が危ぶまれていたが、開発中であると思われ、同時にSUV（クロスオーバー）が設定される可能性がありそうだ。これはライバルのトヨタ「クラウン」次期型と同じ流れで、2022年から2023年にかけてスカイライン vs クラウンのセダン・SUV対決が見られそうだ。

入手した情報によるエクステリアデザインは、シテイオフローダーらしいクーペ風シルエットに、サイドは現行スカイラインの立体的なラインを継承しつつ、リヤ部分に大きくラウンドさせたラインがプラスされる。フロントは、今の日産の流れをくむグリルデザインになり、スカイラインの特徴である内側グリルをデザイン。ヘッドライトは内側から外側に膨らみを取り入れたデザインで、顔つきに存在感がアピールされることになりそうだ。

パワートレインは、2.0L直列4気筒VCターボ＋デュアルモーターで駆動する最新世代のe-POWER搭載、最高出力は440osとも噂されている。開発が順調に進めば、スカイライン セダン次期型は2022年内、SUVは同年あるいは2023年になるだろう。