「レクサス・デザインアワード2021」のグランプリは2021年4月に決定!
レクサスは、全世界の次世代を担うクリエイターを育成・支援することを目的とした国際デザインコンペティション「レクサス・デザインアワード2021」の入賞作品6作品を決定した。通算9回目を迎える本アワードに対し、世界66カ国/地域から2079点の応募があり、総応募数は4年連続で過去最多を記録している。
応募作品は、より良い未来を創造するためにレクサスが掲げる3つの基本原則「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」をいかに具現化しているかという視点で選定されている。
審査員を務めるグレッグ・リン氏は、今回の審査について次のようにコメントしている。
「2020年は気候変動や世界規模の感染症が発生した未曽有の年でしたが、変化の多い現代から未来を見据え、起こりうる課題に対応する作品が多数集まりました。入賞6作品に限らず、全体を通して特に人間らしさや個人の想いが詰まった作品が多かったことが、印象的でした」
また、6組の入賞者は1月中旬、レクサス・デザインアワード2021のメンター(審査員)にして世界の第一線で活躍するジョー・ドーセット氏、サビーネ・マルセリス氏、マリアム・カマラ氏、スプツニ子!氏の4名によるオンラインワークショップに参加している。
ワークショップを振り返り、マリアム・カマラ氏はこのようなコメントを残した。
「非常に刺激的なワークショップであり、前向きで社会貢献度が高い入賞作品に感心しました。生活様式が様々に変わり始めている今、入賞者の視点と感受性は未来に希望をもたらすものだと感じています。それぞれが情熱を持ってプロジェクトに取り組んでおり、最終的なアウトプットをより強化していくために課題を深く掘り下げ、必要なリサーチをしようとする高いモチベーションがあります。リモートではありましたが、オンラインツールの活用と入賞者の準備により活発な議論ができ、私自身も楽しむことができました。今後の数カ月間で、入賞者がどのように作品を進化させていくのか、とても楽しみです」
ワークショップは、意欲溢れる入賞者と全力でサポートしようとするメンターの情熱によって、入賞者とメンター双方にとって有意義のあるセッションとなったようだ。なお、入賞者はワークショップを皮切りに約3カ月の間、メンターの継続的な指導を受けつつ自身のアイディアを具現化したプロトタイプを制作。2021年4月に最終アイディアを審査員に向けてプレゼンテーションし、グランプリが選定される予定となっている。
ホームページ https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/
公式ハッシュタグ #LexusDesignAward
LEXUS DESIGN AWARD 2021 受賞作品
・作品名:CY-BO
受賞者名:阿部 憲嗣(日本)
・作品名:Heartfelt
受賞者名:ゲイル・リー(ニュージーランド)&ジェシカ・ヴェア(トンガ)
・作品名:InTempo
受賞者名:アリーナ・ホロヴァチュク(ウクライナ)
・作品名:KnitX
受賞者名:イルマンディ・ウィチャクソノ(インドネシア)
・作品名:Solar Desalination Skylight
受賞者名:ヘンリー・グロガウ(ニュージーランド-オーストリア)
・作品名Terracotta Valley Wind
受賞者名:Intsui Design(中国)