【嶋田智之の月刊イタフラ】アルピーヌはやっぱラリーだろ!

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新型A110、WRCで初勝利!!

僕達ファンにとっては、アルピーヌA110=最強のラリーマシン、という印象が常に心の中にあるのです。何せ1973年にオリジナルA110が初代WRCのチャンピオンを獲得してるし、世界中で猛威を奮った歴史を持ってますからね。単に「お洒落で速いベルリネット」じゃないんです。そして新型A110も、やっぱりラリーで速いじゃん! ってことを証明しはじめました。FIAのR-GTクラス向けのマシンとしてシグナテックの手により開発され、2020年6月にフランス選手権でデビューした“A110ラリー”ですが、何と12月3〜6日にイタリアで行われた世界ラリー選手権最終戦ラリー・モンツァでR-GTのクラス優勝! アバルト124ラリーやポルシェ911GT3カップといったこれまでの強豪を相手に、悪天候のハードなコンディションの中、ピエール・ラグー/ジュリアン・ペセンティ組が勝利を収めたのです。アルピーヌの歴史にまた新しい章が加わりました。ああ、感激。

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