新設定の「DS7クロスバック・パフォーマンスライン・ブルーHDi」にはアルカンタラ内装とブラック系のコーデで独自性をアピール!
グループPSAジャパンは、DSオートモビルのSUVである「DS7クロスバック」にスポーティなスタイルを強調した「パフォーマンスライン・ブルーHDi」を設定。11月26日に発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、6,090,000円となる。
DS7クロスバックはDSオートモビルのフラッグシップとして、またフランス大統領公用車としても知られるフレンチラグジュアリーSUV。他のどこにも似ていない、フランスならではのラグジュアリーカーのありようを提示しワールドワイドで好評を博している。
今回追加されたパフォーマンスライン・ブルーHDiは、このDS7クロスバックのインスピレーション(エクステリアおよびインテリアトリム)としてフォーミュラEで2年連続ダブルタイトルのDS TECHEETAHフォーミュラEチーム由来のスポーティなイメージを投影したモデルだ。2019年4月に発売し、好評のうちに完売したガソリン仕様の同モデルからディテールを変更。パワーユニットをクリーンディーゼルエンジンとしている点も特長となる。
なお、DSアクティブスキャンサスペンションやDSコネクテッドパイロット、DSアクティブLEDビジョンなどのADASおよび主要装備はDS7クロスバックの最上級グレード、「Grand Chic」に準拠している。
その特長は、DS7クロスバックならではの華やかさを生み出すクロームパーツをあえて排し、ストイックにブラックを基調とした内外装を採用していることだ。Grand Chicインスピレーションではアートフィニッシュレザー(ムラ染)で覆われるダッシュボードはアルカンタラに、センターコンソールおよびドアトリムも同様にアルカンタラ仕上げとなっている。さらにカルマン(カーマインレッド)とゴールドのステッチが組み合わされ、スポーティなブラック基調のインテリアでは適度なアクセントとして機能する。
ドライバーの眼前に広がる緻密に貼り込まれたアルカンタラのテクスチャー、DSならではのオリジナリティ溢れるダイヤモンドパターンのシートステッチ、スポーティなパーフォレーテッド加工Dシェイプステアリングホイールといったディテールが織りなす風景は、これまでにないエレガンスとスポーティの融合をアピール。ストイックかつスポーティに纏めつつも、そこはかとなく滲み出る優美さはDSオートモビルならではの持ち味だ。
インテリアと同様、エクステリアもストイックかつスポーティな仕立て。本来クロームで彩られたDSウイングおよびリヤガーニッシュはマットブラック仕上げに。フロントグリルはグロスブラック、エクステリアのディテールは黒で統一しつつも、さまざまな素材とテクスチャーを用いることで豊かな表情を生み出している。
ホイールは専用となる19インチ(タイヤは235/50R19)を装着。精悍なスタイリングとライドコンフォートの両立を図っている。この19インチアロイホイールは、グロスブラックと切削加工による輝きが美しいコントラストを描き、センターキャップのカルマンがアクセントに。フロントフード、フロントドア、テールゲートにはPERFORMANCE Lineエクスクルーシブバッジが装着されディテールを引き締めている。
搭載するパワーユニットは。前述の通り400Nmの最大トルクを発揮する2Lクリーンディーゼルターボ。ガソリンの自然吸気エンジンなら4L相当のトルクを2000rpmという低回転からワイドに発生、ほぼ常にロックアップを行なうEAT8との組み合わせと相まってドライバーのアクセルワークに即座に反応するパフォーマンスを発揮する。