スズキの「KUPO」は電動車いすにも”変形”する最新の3代目！

スズキは、11月7日から15日の期間に渋谷区内で開催されている「ソーシャル・イノベーション・ウィーク（SIW）2020」に参加。新たに試作した可変電動アシストカート「KUPO」と、セニアカーの体験試乗などを実施する。体験試乗会はSIWの会場のひとつ、「渋谷キャスト前 屋外広場」のスズキ展示スペースで11月13日（金）～15日（日）の3日間に行なう。

今回出展するKUPOは、2018年に初代コンセプトモデルを発表して以降、改良を重ねた3代目モデル。生活を支援し、歩く嬉しさを提案する「歩く・広がるモビリティ」として開発。歩行を補助する電動アシストカートから電動車いすに変形することで、乗って移動することもできる。

今回出展する3代目KUPOは、フレーム構造を見直してコンパクトな車体として軽量化と取り回しの向上が図られた。また、電動アシストカート、電動車いすの操作が自然に行なえるようにアシスト機能を向上させている。

SIWへの出展、体験試乗ではスズキがユーザー視点の多様な生活支援モビリティの開発に取り組んでいることを紹介すると共に、来場者から幅広い意見を聞くことでKUPOや今後の車両開発に結び付けていくという。

なお、会場では2020年11月より静岡県浜松市で実証実験を開始。車を個人オフィスに、駐車場をコワーキングスペースに活用する「浜松テレワークパーク」で提案された「ハスラー・ワーケーションスタイルコンセプト」と「エブリイワゴン・ナチュラルオフィスカーコンセプト」の2台が参考出品されている。