ピュアEVの本格オフローダーとなる「メルセデス・ベンツEQC 4×4スクエアード」が登場

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最低地上高はGクラスを50mm以上も上回る293mmを確保。eモビリティの可能性を広げるリーディングモデル目指す

10月13日、ダイムラーは電動SUV「メルセデス・ベンツEQC」に、タフなオフロード走行を可能にする「EQC 4×4スクエアード」を設定したことを発表した。

メルセデス・ベンツSUVの「4×4スクエアード」モデルはこれが3モデル目で、これまでGクラスやEクラス・オールテレインに設定された経緯がある。同社の説明によると、このたびピュアEVのEQCに4×4スクエアードを設定したのは、eモビリティが都市だけでなくオフロードでも通用することを示したいという考えによるもので、モダン・ラグジュアリーとサスティナビリティを、エモーショナルな魅力と組み合わせるのが目標だという。

日本でも正規販売されている「EQC 400 4MATIC」をベースに、引き上げられた地上高や約10cmワイドになるホイールアーチフレア、285/50R20サイズのマッドテレインタイヤといったアイテムを装着したルックスは、標準のEQCとは明らかに異なる趣。走破性の高さは数字にも表されており、公表されたデータは以下のとおりとなっている。

・最低地上高:標準=140mm/4×4スクエアード=293mm
・アプローチアングル:標準=20.6度/4×4スクエアード=31.8度
・ディパーチャーアングル:標準=20.0度/4×4スクエアード=33.0度
・ランプブレークオーバーアングル:標準=11.6度/4×4スクエアード=24.2度
・最大渡河深度:標準=250mm/4×4スクエアード=400mm

いずれも高い走破性を示す値だが、とりわけ目を引くのが293mmという最低地上高。標準モデルの140mmの2倍以上が確保されているほか、メルセデスの本格オフローダー「Gクラス」の235mm(日本仕様は240mm)を50mm以上も上回るから驚きだ。

これらのスペックや装備により、砂漠からビーチ、岩場、渓流の砂の中をドライブすることが可能となり、冒険旅行できる行動範囲が大きく広げられる。もちろんベース車と同様、トレーラーの牽引やルーフラックの装着も可能だ。

標準モデルのEQCと同じく、音響車両警報システム(一般には車両接近通報装置などと呼ぶ)装備が義務付けられているが、このモデルではさらにヘッドランプに外部スピーカー機能を持たせた強化版となる「ランプスピーカー」を採用。インテリジェントなサウンドアルゴリムズを使用することにより、独自のサウンド体験も可能となっている。

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