オートエクゼがリビルト・ロータリーエンジンを発売

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組み立て精度にこだわったファインチューニングエンジンを提供。ディーラーでも販売

今や新車では手に入れることができないマツダのロータリーエンジン搭載車だが、そのパワフルかつスムーズなフィーリングを好む人は少なくない。しかしRX-8の生産終了から8年余を経た今、中古車で完調なロータリーフィーリングを味わうのはなかなか難しく、RX-7に至っては程度のいい中古車を手に入れるのさえ困難となっている。

部品はすべてマツダ純正部品を使用

そんな状況を見て、マツダ車専門のチューニングパーツメーカーであるオートエクゼがSE3P・RX-8用とFD3S・RX-7用のリビルトエンジン(ともにMT車用)を製作して発売。ローターハウジングやローター、要となるシール類をリファインすると同時に、そのクリアランス等の寸法公差を量産エンジン以上の精度で組み立て、理想に近い「ファインチューニングエンジン」に仕上げている。もちろん部品はすべてマツダ純正部品を使用する。

価格は無改造エンジンの下取りを条件にRX-8用が59万8000円、RX-7用が89万8000円(ともに税別)、さらに乗せ替え工賃が必要となるのでコストはそれなりにかかるが、ハンドメイドのファインチューニングエンジンが手に入ると思えば高過ぎることはない。

注文は他のオートエクゼ商品と同じくマツダディーラーで可能というこのリビルトエンジン。マツダのロータリーファンはまだまだ多いはず。ファンにとっては気になるアイテムとなりそうだ。

ルボラン2020年11月号より転載

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