バスにこそ必須! メルセデス・ベンツに最新のアクティブブレーキアシストが搭載

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自動で完全停止する「アクティブブレーキアシスト5」

ダイムラーはこのほど、メルセデス・ベンツのバス「イントゥーロ」に、「アクティブブレーキアシスト(ABA)5」を採用したことを発表した。

歩行者やサイクリストといった他の道路利用者の安全をいかに確保するかは、メルセデス・ベンツが重要視している課題のひとつ。これは乗用車だけでなくバスにもあてはまる。メルセデス・ベンツの最新バス「イントゥーロ」は、最新世代のABAとなる「ABA5」を搭載した最初のバスとなる。ABA5は自動フルストップブレーキで、車両を自動で完全停止させることで歩行者などとの衝突を回避するものだ。

イントゥーロにはさらに、歩行者検知機能付きの衝突回避支援機能「サイドガードアシスト」をオプションで設定。これはおもに交差点など、市街地で旋回する際にドライバーをサポートするもので、前輪後方に取り付けられたレーダーセンサーによって歩行車やサイクリストを検知し、ドライバーに注意を促す。このサイドガードアシストとABA5を搭載したイントゥーロは、これまでにないレベルの安全性を提供すると同社は主張する。

なお、新しい安全運転支援技術が採用されたイントゥーロは、スクールバスやシャトルバス、そして観光バスまで幅広い用途に対応可能だ。最適化された空力特性や新開発の軽量ボディにより燃費性能が追求されており、従来型より燃費性能は最大3%向上しているという。

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