エンジンのパワーアップなどでスポーツ性が向上! 「ホンダCBR250RR」がマイナーチェンジして9/18に発売!

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「クイックシフター」もオプション設定! カラーリングもアップデート

2020年7月23日(木)、ホンダは水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒249ccエンジンを搭載した軽二輪スーパースポーツモデル「CBR250RR」を、出力向上やアシストスリッパークラッチの採用など熟成を図るとともに、カラーリングを変更し、2020年9月18日(金)に発売することを発表した。

HONDA CBR250RR(2021)

CBR250RR グランプリレッド(ストライプ)

今回のマイナーチェンジではCBR250RRの一部仕様を変更。低速域から高速域にわたる力強い出力特性としながら、パワーウエイトレシオの向上に合わせた、さらなる操りやすさを追求し、スーパースポーツモデルとしてのトータルコントロール性能の進化を図るとともに、パワーユニットでは、新形状のピストンにより高められた圧縮比に対応するため、ピストンリング溝に錫メッキ処理を追加したほか、浸炭処理により強度を高めた浸炭コンロッドを採用。フリクションロスを最小限に抑えるため、バランサーシャフト軸の小径化やバルブスプリング荷重の低減、エンジン内のポンピングロス低減につながるシリンダー下端への切り欠きを追加するなど最高回転数を高めながら、点火時期、吸気系部品の最適化やマフラー内部構造の変更などを施すことで、従来モデルに対し最高出力と最大トルクの向上を実現している。

HONDA CBR250RR(2021)

CBR250RR マットガンパウダーブラックメタリック

出力特性の変更に伴い、スロットルグリップ操作に対してより緻密なスロットルバルブの制御を行うスロットルバイワイヤシステムでは、ライディングモードの各パラメーター設定値を最適化しライダーの好みに合った3種の出力特性を選択可能。足まわりでは、フロントサスペンションのフリクション低減と減衰力の最適化を図り、市街地での扱いやすさをより高めながら、スポーツ走行での路面追従性を向上。また、新たに、クラッチレバーの操作荷重と、シフトダウンに伴う後輪ホッピングを軽減するアシストスリッパークラッチを標準装備として採用したほか、別売りの純正アクセサリーに、シフトアップ/シフトダウン時のより素早いシフトチェンジ操作を可能とする「クイックシフター」※1を設定。より操りやすく快適でスムーズな乗り味を実現している。

※1 メーカー希望小売価格(消費税10%込み)25,300円、ただし従来モデルへの取り付けは不可

HONDA CBR250RR(2021)

CBR250RR パールグレアホワイト

カラーリングは、グランプリレッド(ストライプ)、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッドの4色をラインアップ。先鋭的なスタイリングをより際立たせる配色と新たなデザインのストライプを採用するとともに、全カラーともにゴールドのホイールに変更している。

HONDA CBR250RR(2021)

CBR250RR グランプリレッド

CBR250RRは、剛性としなやかさを両立させた鋼管トラス構造フレームに、低中回転域での力強さとスーパースポーツならではの高回転域までシャープに吹け上がる出力特性を高次元で両立させたエンジンを搭載。足まわりには、フロントに倒立タイプのサスペンションを、リアには左右非対称形状のアルミ製スイングアームと路面追従性に優れたプロリンクサスペンションを組み合わせて採用したほか、制動時の安心感をより高めるABSを標準装備。卓越した動力性能を余すことなく引き出せる操縦性を実現したスーパースポーツモデルとして、若年層を中心とした幅広い層に好評だ。

■販売計画台数(国内・年間)=4000台
■メーカー希望小売価格(消費税10%込み)=854,700円/グランプリレッド(ストライプ)、821,700円/マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッド
■カラーリング=4色/グランプリレッド(ストライプ)、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッド

※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

主要諸元

■通称名=CBR250RR
■車名・型式=ホンダ・2BK-MC51
■全長×全幅×全高=2065×725×1095mm
■軸距=1390mm
■最低地上高★=145mm
■シート高★=790mm
■車両重量=168kg
■乗車定員=2人
■燃料消費率※2=国土交通省届出値定地燃費値※3/40.1km/L(60km/h)<2名乗車時>、WMTCモード値★(クラス)※4/27.1km/L(クラス3-2)<1名乗車時>
■最小回転半径=2.9m
■エンジン型式/種類=MC51E/水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒
■総排気量=249cm3
■内径×行程=62.0×41.3mm
■圧縮比★=12.1
■最高出力=31kW[41PS]/13,000rpm
■最大トルク=25N・m[2.5kgf・m]/11,000rpm
■燃料供給装置形式=電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
■始動方式★=セルフ式
■点火装置形式★=フルトランジスタ式バッテリー点火
■潤滑方式★=圧送飛沫併用式
■燃料タンク容量=14L
■クラッチ形式★=湿式多板コイルスプリング式
■変速機=形式常時噛合式6段リターン
■変速比=1速3.181、2速2.187、3速1.727、4速1.421、5速1.222、6速1.068
■減速比(1次★/2次)=2.781/2.928
■キャスター角(度)★/トレール量★=24°30´/92mm
■タイヤ=前110/70R17M/C 54H、後140/70R17M/C 66H
■ブレーキ形式=前後油圧式ディスク
■懸架方式=前テレスコピック式(倒立サス)、後スイングアーム式(プロリンク)
■フレーム形式=ダイヤモンド

※道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元) ※製造事業者/本田技研工業株式会社 ※2燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※3定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です ※4WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

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