【嶋田智之の月刊イタフラ】アルピーヌA110にスペシャルエディション

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カラー違えばこんなに違う

アルピーヌA110と聞けばどうしてもあの印象的なブルーがポン! と頭に浮かんでくるんですけど、実はほかのボディカラーもかなり似合うのはよく知られた話。それを痛感させられるスペシャルを、アルピーヌ・ジャポンが発表しました。まずはA110Sをベースにした“カラー・エディション2020”。来年3月末までの期間限定販売となる、「ジョン・トゥルヌソル」と呼ばれる黄色いカラーです。室内の各部にもイエローがあしらわれ、なかなか鮮やかな装い。価格は911万円。

そして“リネージGT”には、控えめで上品な「アルジャン・メルキュール・メタ」とブルー ・ アピス ・メタ」「ノワール・プロフォン・メタ」の3色が用意され、アンバー・ブラウンの内装を組み合わせられる世界限定400台、日本では30台のみとなるラグジュアリーな仕様です。荷室に収まるインテリア同色の大小3個のラゲッジスペース付き。受注生産なので、ボディカラーの台数制限はなし、受注が30台に達し次第販売終了という仕組み。価格は889万円。

どうです? 特にアルジャン・メルキュール、めちゃめちゃ雰囲気よくないですか? 走りが鮮烈なだけじゃなく、こういうのもアルピーヌ・ベルリネットの正しい姿だと思うのです。いいなぁ……。

ル・ボラン2020年8月号より転載

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