新型コロナウイルス蔓延による業績悪化を予測し、国内メーカーが主力銀行に対して融資枠拡大を要請している。トヨタは1兆円、日産が5000億円、マツダが 3000億円、三菱自動車が3000億円とされ、各社とも手元資金の確保によるリスク対策を進めている。要請だけにすぐに業績に影響するものではないが、銀行との連携により先手を打つ形で経営の安定を図ると思われる。
ルボラン2020年7月号より転載
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