【スクープ】マセラティのミドルサルーン、「ギブリ」が2度目の大幅改良へ!

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新開発の2L直4ターボをベースとしたプラグインHVを初設定か?

マセラティのミドル級4ドアサルーン、「ギブリ」のアップデート版と思われるプロトタイプがカメラにキャッチされた。かつてスーパースポーツに冠されていたこの名前は、2013年にプレミアムな4ドアとして復活。2017年には初の大幅改良が行なわれており、今回は2度目のアップデートとなる。

スカンジナビアで捕捉されたプロトタイプは、ボンネットフードのみカモフラージュされた状態。つまり、エクステリアに大幅な変更が行なわれる可能性は低い。おそらく、最終的な市販型はヘッドライトとリヤエンドの微調整程度にとどまるだろう。

一方、キャビン回りは刷新される可能性が高い。布で厳重にカモフラージュされたインパネは、中央に拡大されたインフォテインメントシステムを搭載。情報によれば、メータークラスターがフルデジタル化されるという説も濃厚だ。

しかし、このアップデート版ギブリで目玉となるのはパワーユニットだ。現行モデルでは3L V型6気筒ツインターボガソリンを搭載するが、開発車両に貼られたステッカーには「2.0 330HP」と明記。2L直列4気筒ターボチャージャーが搭載されている可能性が高い。また、フューエルリッド上部の黒いカモフラージュはマセラティのトライデントエンブレムを隠す目的と思われるが、充電ポートを艤装したものとも考えられる。開発車両には電気駆動のテスト車に使用されるコーションステッカーこそ存在しなかったが、いまやこのクラスで電気駆動モデルの設定は当たり前。最新版ギブリにプラグインHVモデルが用意される可能性は否定できない。

なお、このアップデート版ギブリのデビューは、当初4月の北京モーター・ショーという説が有力だったがコロナウイルス蔓延の余波で延期。ワールドプレミアは、ヴァーチャルな体裁で行なわれることになりそうだ。

 

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