ミシュランもコロナウイルス対策で医療従事者をサポート、欧州10拠点でのマスク生産を発表

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使い捨てタイプは週40万枚、再利用可能タイプは週100万〜500万枚を生産

2020年4月8日、ミシュランは世界的な新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、欧州の10拠点でマスクおよび医療従事者向け防護フェイスシールドの生産を開始すると発表した。

発表によると、使い捨てと再利用可能の2種類のマスクを生産し、事業展開する国々の医療機関や従業員に提供する予定で、まずは欧州の10拠点で毎週約40万枚の使い捨てマスクの生産から開始し、順次増産していく計画だ。また再利用可能マスクについては2020年5月までに週100万枚、2020年6月には週500万枚の生産を予定する。再利用可能マスクは洗浄可能で交換可能なフィルターにより100回まで使用でき、週生産500万枚は使い捨てマスク5億枚に相当する。

また、フランスの病院からの要請により、医療従事者向け滅菌可能なポリカーボネート製フェイスシールド(防護マスク)の製造も開始しており、2020年4月中旬以降に1万枚の外部委託生産予定。

ミシュランはこのほか、人工呼吸器、医療機器部品、医療用クッション、手の消毒剤などの生産プロジェクトにも着手しており、今後も行政や業界団体と連携を図りながら、必要な支援を行っていくとしている。

 

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