【地方モータショー探検】大分の輸入車ショーでりゅうきゅう丼に出会った

2020/04/18 09:00

博多南行き500系を見ながら

過去のイベントリポートに書いたように、地方の輸入車ショーのいろいろな面白さに目覚めた私。今年も行けるだけ行こうと思いカレンダーとにらめっこし、広島、大分、愛媛輸入車ショウ三都物語を楽しむことに。2週連続3カ所の“モーターショーはしご”を決行いたしました。
さて今年はどんな出会いがあったのでしょうか。
みなさんの今後の参考になれば幸いです。
第二弾は2020年2月1(土) 〜2日(日)に大分イベントホールで開催されたOITA IMPROT AUTOMOBILE SHOW 2020 (おおいた輸入車SHOW2020)です。

博多駅でのぞみを降りてソニックに乗り換えて大分へ向かいましたが、降りたところで博多発博多南行き列車に出会いました。しかも500系! 新幹線なら500系にしか乗りたくないというくらいの500系好きなので久しぶりの再会に感激しました。
JR九州の車両はどれも他のJRとはデザインも色合いも異なるテイストなので異国情緒が味わえるのがいいですね。


ただ一つ不思議なのは、方向幕がかなり素っ気ないこと。車両デザインとのこだわりの差がおもしろい。文字は必要な情報源であり、瞬時に判読できなければならないのでオーソドックスで読みやすくなければならないのは解るのですが、それにしても……。そんなこんなでついで鉄道旅も楽しめそうです。

これぞ地方の輸入車ショーっぽい感じ

会場へは大分駅からシャトルバスが運行されていたけれど歩いても10分少々なので行きやすかったです。
展示会場はさほど広くはなく、ボーッと歩いていたら10分ほどで外に出てしまいそうなくらい。会場外には認定中古車コーナーもあったのでそれをチラッと見てセールス氏と雑談しても計30分くらいで見終わりそうな規模です。

しかし、小粒に見えても内容は充実しており、Mercedes-AMG GT Rを筆頭にアウディRS、ルノー・メガーヌRSなどのスポーツモデルや代表的な最新モデルもしっかり展示していたので見応えはなかなかのものでした。
最大のトピックはジャパン一般プレミアのBMW M8 カブリオレ Competition。BMWからの借り物らしいけど、こういうクルマをちゃんと用意しているのは立派です。

吉田由美さんと地元アナウンサーのトークショーも

会場では吉田由美さんと地元アナウンサーのトークショーも開催されていました。由美さんは”ミスコン荒らし”の過去(←以前ご自身でそう表現されていました)やクルマの話など一方的なだけでなく質問コーナーもありファンも交流を楽しめました。トークショーの後にはブースを回っての新車紹介や、AMGやM8のエンジン始動サービスもあったりファンとのコミュニケーションタイムもあったりと盛りだくさんの内容でした。
このくらいの規模だとクルマとも由美さんとも近いのがいいですね。

アナウンサーに大分名物を訊いたところ……

吉田由美さんのトークショーパートナーだったOAB大分朝日放送の記者・アナウンサーである山下拓見さんと知り合いました。せっかくなので名物やトリビアをいくつか教えていただいたのでご紹介します。

・大分に来たら名物“だんご汁”を食うべし(←次回に持ち越し)
・大分に来たら郷土料理”りゅうきゅう丼”を食うべし。まずは”二代目 与一”で(←与一にはいけなかったものの大分駅ビル中にある次点の店でいただきました。そちらでもおいしかった)
・りゅうきゅう丼のタレならフンドーキン醤油製が一番(←他のメーカー製のものや同社製の別のタレはあったもののこれだけがなく買えなかったので次回に持ち越し)
・つるやの甘酒饅頭はひとつ食べると止まらなくなる(←本当でした。楽屋に差し入れされていたのをいただきましたが本当に止まらない)
・とり天も名物でおいしく、地元の人たちは1キロ、2キロとキロ単位で買う。ちなみに鶏肉消費量ランキングは日本一位を2019年に奪還した(←次回に持ち越し)
・国立公園高崎山自然動物園の猿の群れにはB群とC群はあるがA群はない。以前はあったのだが消滅してしまった。それはなぜか?(←この話はすごくおもしろかった。日本のサラリーマンと行動様式がとても似ていることも可笑しかった。気になる人は調べてみてください)

ちなみに、山下さんはこんな方です。大分に行かなければ画面では出会えそうにありませんが……
https://www.oab.co.jp/announcer/yamashita_profile.html

帰りに福岡でちょっとネタ拾い

九州外から大分を行き来するには飛行機、鉄道、さんふらわあ、夜行バスと手段は豊富ですが、一般的には飛行機か鉄道でしょう。
鉄道ならば福岡経由になるでしょうし、飛行機でも福岡からの方が便数も行先も多いし航空券代も安いので、大分で温泉にゆっくりつかって直行で帰るも良し、福岡で遊んでから帰るも良しと選択肢は多そうです。私は後者を選びました。

1)はんのひでしまに挑戦

福岡経由にした一番の理由がこれです。
名字の品揃え日本一とも言われ、どんな珍しい名字の印鑑でもあることで有名なここ。テレビでも何度も紹介され、数々の挑戦者が訪れたことでも知られています。
どんな珍名を持ち込んだとしてもたいていは「あるよ!」と敗北しているケースを多々見てきました。
さあ、自分の名字はどうなのか?
本当の名字と80%くらいの確率で間違われる方の両方を示したところ、見た瞬間に「あっ!」というオーラを発するのを感じ、勝利を確信。
一応探してはみたもののやはりどちらの名字もなく、こちらの勝利の証である”降参”の印鑑をもらうことになりました。

よほど悔しかったのか、手持ちの姓名辞典、珍名図鑑、研究者の本など片っ端から調べていましたが見つからない。娘さんに電話して何かのデータベースで調べたところやっとわかったのは点付きの方が30人、点なしの方が70人いて、鹿児島県と宮城県に多いらしいということがわかりました。はんこ屋さんには勝ったものの点付きの方が少なくプレミアム度が高いことが判ってしまいやや落胆です。
ご自身の名字の珍名度に自信がある方はぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

2)福岡のタクシー運賃の謎
はんのひでしまに行く際タクシーを利用したのですが、運賃表示に驚きました。初乗りが1202メートルって???その2メートルは一体何?2019年10月の消費税増税の時にこうなったらしいのです。
増税分の値上げを上回る値上げをしようとしたところそれは叶わず、消費税増税分のみ初乗り運賃の値上げや、距離を短縮して実質的な値上げをしたからだそう。


普通車の分類には次の二種の体系があるようです。
距離制:初乗り1600mまで690円 以後199mごとに50円
距離制(初乗り短縮):初乗り1202mまで590円 以後199mごとに50円

3)実は博多はうどん
福岡の友人に聞いた話です。博多と言えばラーメンというイメージがあるかもしれないけど実はうどん天国だと。大きいうどんチェーン店が三つあり、ソウルフードと言えるほどうどんを愛していると。いやこれも知らなかった。
やわいふわっとした麺にごぼう天などのシャキッとした天ぷらが乗っているいい出汁のうどんらしいのです。

想像するところでは、うどん食いとして知られる大阪や香川の人が食べたら鼻で笑いそうな感じだったので、空港にある店でごぼう天が乗った”博多やりうどん”を食べてみました。そうしたら……
おいしいやないの!グルメリポーターが絶叫するようなコシがあるような麺ではないけれどこれはこれでおいしい。出汁もいい感じだし、やわい感じにシャキッとごぼうのコントラストがいい。やや濃いめで香る出汁もいい。途中でゆず胡椒を入れると雰囲気が変わってまたいい。
ぜひお試しを。

九州はクルマ旅にいい

九州へのアクセスは多種多様なので好みと事情に合わせて選べるし、どこに入ってどこから出るか、それによって道中で何をするのかを考える楽しみもあります。
時間節約のために飛行機で行って鉄道とレンタカーでもいいし、余裕があるならフェリーで行って自走することもできます。さんふらわあで志布志に着き北上し関門海峡から山口に渡るもいいし、大分から愛媛に渡って四国横断して徳島から淡路島を抜けて神戸へのルート、しまなみ海道を走り広島方面へのルートも考えられます。
おいしいものも温泉もたくさんあるし、他地域では見られないデザインの鉄道車両も多い。
色々楽しめそうです。

と、いうことで輸入車ショー九州編はこれで終わりです。また来年。とりあえず来週は三都物語完結編の愛媛に向かいます。

(取材・写真・文:大田中秀一)

いま、ローカルモーターショーが熱い!【その1】富山輸入車ショー
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