【嶋田智之の月刊イタフラ】ピュアEVの新型チンク発表!

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FCA初の本格的ピュアEVが発表されました!

新世代のフィアット500(チンクエチェント)が発表されました。FCA初の本格的ピュアEVです。プラットフォームからして新開発、スタイリングもまるっきり新デザインだけど、どこからどう見てもチンク。

容量42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTPサイクルで最大320kmの航続距離を実現しています。85kWの急速充電システムを使えば80%充電まで35分で、50kmの走行に必要な電力は5分で充電できるのだとか。モーターの出力は87kWで、0→100km/h加速は9秒、最高速は150km/hでリミッター作動というパフォーマンスです。上記の数値はすべて欧州仕様。日本の公道で実力を出し切るにはインフラのさらなる整備が必要ですが、かなり魅力的ですよね。ちなみにこの電動チンクは、例えるなら500X同様の派生モデルのようなもので、ガソリンエンジン搭載の現行チンクも当分は併売される模様です。

ルボラン2020年月5号より転載

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