【比較試乗】「メルセデス・ベンツ・EQC vs テスラ・モデル3 vs ジャガー・Iペイス」最新ピュアEVは日帰りでどこまで行ける?

【Specification】MERCEDES-BENZ EQC

表示系を筆頭に独自のディテールを採用するが、基本的な仕立ては既存のメルセデスと何も変わらないEQC。新鮮味には乏しいが、上質な仕立てともども、その手堅さは魅力でもある。

EQC/充電口の場所は独立しているが普通充電、CHAdeMOともにリアの右側にまとめられるEQC。バンパーの角にある普通充電口は、地上から低い位置なのが○。位置がCHAdeMOと逆なら良かった?

■全長×全幅×全高=4770×1925×1625mm
■ホイールベース=2875mm
■車両重量=2500kg
■原動機=電気モーター×2
■最高出力=408ps(300kW)/4160rpm
■最大トルク=765Nm(78.0kg-m)/0-3560rpm
■バッテリー総電力量=80kWh
■サスペンション(F:R)=4リンク:マルチリンク
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ(F:R)=235/50R20:255/45R20
■車両本体価格(税込)=10,800,000円

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メルセデス・ベンツ日本 0120-190-610

【Specification】JAGUAR I-PACE HSE

EVらしいデザイン性、という点ではモデル3とEQCの中間的な仕立てといえるIペイス。シフト操作がボタンになること以外、操作系に内燃機版ジャガーとの大きな違いはない。

I-PACE/Iペイスの充電口は、フロントフェンダー左右に振り分けられる。右側が普通充電で左側がCHAdeMO。充電器の立地条件にもよるが、CHAdeMOのコネクターは大きく、重いので出先での充電は少し面倒。

■全長×全幅×全高=4682×2011×1565mm
■ホイールベース=2990mm
■車両重量=2230kg
■原動機=電気モーター×2
■最高出力=400ps(294kW)/4250-5000rpm
■最大トルク=696Nm(70.9kg-m)/1000-4000rpm
■バッテリー総電力量=90kWh
■サスペンション(F:R)=Wウイッシュボーン:インテグラルリンク
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ=245/50R20
■車両本体価格(税込)=11,830,000円

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ジャガー・ランドローバー・ジャパン 0120-050-689

【Specification】TESLA MODEL3 PERFORMANCE

スイッチ類を最小限にしたモデル3のインテリアは、新興メーカーの作らしい“ 攻めた”仕立て。一度憶えてしまえば、操作性にも不満はない。セダンとしてのパッケージングも上々。

MODEL3/独自展開の「テスラ・スーパーチャージャー」を使う前提ならコネクター、充電口がコンパクトなテスラが現行EVでベスト。CHAdeMOの急速充電器を使用する際は、写真のようなアダプターを使用。

■全長×全幅×全高=4694×1849×1443mm
■ホイールベース=2875mm
■車両重量=1860kg
■原動機=電気モーター×2
■サスペンション(F:R)=Wウイッシュボーン:マルチリンク
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ=235/35ZR20
■車両本体価格(税込)=7,173,000円

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テスラ・モーターズジャパン 0120-982-428

 

 

フォト=勝村大輔/D.Katsumura ルボラン2020年月4号より転載

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