マツダ車の受賞は「ロードスター」に続き4年ぶり2度目

ワールド・カー・アワーズ（WCA）が主催する2020年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」において、「マツダ3」が特別賞のひとつである2020年「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」（WCDOTY）を受賞した。マツダのモデルがこの賞を受賞するのは、2016年の「ロードスター」以来4年ぶり2度目となる。

この賞は、2004年に世界各国の自動車ジャーナリストによって創設された自動車賞で、世界25カ国以上、86名の自動車ジャーナリストの投票によって選出。2020年の最終結果は、トロント現地時間4月8日にWCAから発表された。

マルダ3のデザインは、「アートとしてのクルマ」というマツダデザインの哲学を追求。世界で高い評価を受けている「魂動デザイン」を、さらに深化させている。日本の美意識に基づく「引き算の美学」でクルマのフォルムから不要な要素を削ぎ落し、滑らかなボディ面を走る繊細な光の移ろいによって豊かな生命感を表現する独自の造形を創り出した。そのうえで、ハッチバックではエモーショナルさを、セダンではエレガンスさを追求。マツダ3というひとつのネームプレートのもと、まったく異なる2つの個性をつくり上げている。

今年創立100周年を迎えたマツダは、いつの時代もクルマを通じて、ユーザーに人生の輝きを感じてもらえることを目指し「走る歓び」にあふれたクルマをつくり続けてきた。次の100年もクルマを愛し、走る歓びを楽しむユーザーに愛着を持って、いつまでも保有したいと思ってもらえる独自性にあふれた商品・デザイン・技術・顧客体験の創造に挑戦し続けていくという。