ベントレー初のSUVで選べるオプションをいろいろご紹介!
スーパースポーツカー、スーパーラグジュアリーカーのオプションの世界は想像を絶するものがあります。まあ、本体車両価格を考えるとオプションのお値段はそれ相応(?)なのかもしれませんが、それでもいちいち驚いてしまう庶民の私。かと思えば「あら?意外とお安い」などと思うこともあり、すっかり金銭感覚がマヒ状態かもしれません!?
でもオプションがたくさんあると、やっぱり便利だったりカッコくなったりするわけで、特に私たちが撮影用で使う広報車はオプションが多数装着されていることが多いため、無いと寂しいなぁ、とうっかり思ってしまいます。日本車はフル装備で販売している車種も多いですが、輸入車はオプションをいろいろ付けて満足いく仕様に仕上がるのかもしれませんね。
また、広報車にはなかなか選びにくいボディカラー&インテリアカラーのことも多く、それゆえにインパクト大! まさに今回の撮影車ベントレー新型「ベンテイガ・スピード」がまさにそれで、何しろ鮮やかなパープルなんですもの。
2019年に100周年を迎えたベントレーを記念して前席のステップには、「1919-2019」の刻印がきざまれています。そして内装も素晴らしい。頑丈そうなボディ、肉厚なドアやシート。しかし車両重量は2トンを超えていても(2350㎏)、軽々とではないのにスポーティさを感じるという不思議。モーグル競技のようにリズミカルにひらひらと舞います。
また、最も面白いのがSUVでは世界初搭載という「ベントレー・ダイナミック・ライド」。エアスプリングによってサスペンションのストロークを変えることが出来ますが、ベンテイガの最低地上高は195mm。それをベースに最高45mm上がり、下には最大で30mm下がります。走行中の可変領域はなんと75mm! これを止まったままやってみましたが。ギコギコ音がして見るからにその変化がわかります。
そして車両価格はV8モデルより約1000万円アップの3000万円! では早速その驚愕オプションをチェックしていきましょう!
まずは
・「オプションペイント・ソリッド&メタリック」833,046円
巨大なボディ(全高5150㎜×全幅1995㎜×全高1755㎜)に鮮やかでかつ個性的な「アズール・パープル」は存在感抜群! このボディカラーには特別な塗装が施されているようです。でもソリッド&メタリック、ってどっち?……(笑)
・「カーボンファイバーフェイシアとドアウエストレール」546,231円
シフトノブまわりもカーボン。そしてドアの内側、窓のすぐ下の部分もカーボン。でもこれでグッとスポーティ感アップ。
・「コントラストステッチ」288,648円
レザーが使われている部分はすべて2本ラインのWステッチが施され、丁寧に作業されている感を醸しだしています。同じ色の糸が使われていてもレザーの色によって見え方、印象が変わります。機械では難しそうな箇所にも施されているところを見ると、これは手縫いとのこと。職人技がキラリと光る部分ですね。
・「ステアリングホイールのコントラストステッチ」30,148円
ハンドルのステッチはダイヤ型に縫い込まれていますが、レーザーの縫い目が綺麗~! 敏感な手のひらで触れる部分なので、縫い方のクオリティが分かる場所。もちろん手がチクチクすることもなく、丁寧に縫い込まれています。
・「ムードライティング」68,037円
LEDがフロントシートをぐるっと囲み、足元の色を7色の中か気分に合わせて選ぶことができます。車内のイルミネーションは最近の高級車ではもはや当たり前ですね。
・「22インチのスピードアロイホイールダークティント」0円
これは車両価格に含まれているということですね。よく見るとスポークのカッティングもデザインも手が込んでいます。同じように見えて、実はここも個性の発揮どころ。「足元のお洒落」はファツションでもカーライフでもお洒落さんに必須のようです。
いかがでしたか? このベンテイガ スピード、オプションの総額はなんと700万円オーバー! さすがスーパースポーツですね。