こんなカメラを待っていた! 伝統的な外観を受け継ぐボディに最先端の革新技術を搭載した「ライカ」【Style in motion 015】

AUTHOR
2020/03/28 09:00

100年以上にわたってカメラづくりに携わってきたライカから新たに「ライカCL」が登場した。ライカの伝統的な外観を受け継ぐそのボディには、最先端の革新技術を搭載。シンプルな操作性とコンパクトなデザインが理想的なバランスで融合しているのだ。

※この記事はル・ボラン2018年2月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。

ライカ/ライカCL

「インスタ映え」は2017 新語・流行語大賞にもなり、いまや人気スポットでは専用フレームが用意されるほどだ。そこで撮ることがステイタスになり、“特別な自分”を広くアピールできる。その一方で誰もが同じ場所で撮ることで横並びの安心感を得るのだろう。

ただ動機はなんであれ、写真を撮る面白さに変わりはない。そこには個性や創造性が必ず反映するからだ。そして優れたカメラは手にしただけでそんな気持ちを高めてくれる。ライカCLはまさにそんなカメラだ。

コンパクトなミラーレスに、高画質やパンフォーカスも楽しめるAPS-C規格を採用し、電子ビューファインダー(EVF)を装備する。何よりも心惹かれたのはその名だ。じつは30年近く前、レンジファインダーのライカCLを愛用していたのだ。

当時ライカMに憧れたが、高価だったし、その風格もまだ不釣り合いに思えた。そこで選んだCLだったが、掌に収まるような軽快な機動性は旅や街歩きでも活躍した。

新しいCLはその後継モデルではなく、ライカ開発者オスカー・バルナックが現代にカメラを作るとしたら、という発想から開発された。同じAPS-CシリーズのライカTL2がウルライカをモチーフにコンテンポラリーデザインであるのに対し、CLはクラシックなスタイルに、軍艦部はバルナックライカを思わせる。そこに新設したファインダーもアルミを削り出し、継ぎ目のない美しく一体感と、フォルムにも違和感なく馴染むのだ。

ファインダーを覗けば、明るい屋外でも確実に被写体やフレーミングを確認できるとともに、スマホにはない撮影の充実感が味わえる。またライカLマウントは幅広い交換レンズのバリエーションに応え、カメラという道具に習熟していく醍醐味もある。

右目でファインダー、左目で被写体を捉える、お馴染みのライカポジションを取れば、右手親指でふたつのダイヤルが自然に操作できる。設定内容は上部ディスプレイのほか、ファインダーや背面モニターでも確認できる。それはまるで所作のようでもあり、どんなに最新技術を注ごうとも変わらない、写真を撮るためのエルゴノミクスが根底にある。

デジタルが主流になり、出番はなくなった愛機CLだが、いまも書棚に飾ってある。それと並んで置きたくなった。フィルムとデジタル、世代を超えたライカを味わうのもいいだろう。あの頃と気持ちは変わらない。

LEICA/LEICA CL
「ライカCL」は、卓越した描写力、きわめてシンプルな操作性、コンパクトなデザインを融合したライカのAPS-Cシステムカメラ。高精細な電子ビューファインダーにより被写体を確認しやすいことに加え、撮影に必要な基本操作はすべて、本体上面にある操作部で行うことが可能だ。もちろん、本体上面にはタッチパネル式ディスプレイも搭載しており、撮影に必要な設定を一目で確認できる。また、動画撮影機能も搭載しており、美しい4K動画の撮影ができるほか、Wi-Fi機能を搭載していることも特長のひとつで、専用アプリを使えば、撮影した静止画や動画をスマートフォンやタブレット、パソコンに転送できる。340,000円(税抜き)
また、今回新たに加わる広角レンズ「ライカ エルマリートTL f2.8/18mm ASPH.」は、全長はわずか21mm、重さは約80g で同クラスのレンズでは、最小レベルのコンパクトなボディと群を抜く描写力が特長。カラーはブラックとシルバーをラインナップ。

●問い合わせ先:ライカサポートセンター/TEL:0120-03-5508 https://jp.leica-camera.com/

ル・ボラン2018年2月号より転載

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!